☆私のVBAC(帝王切開後の自然分娩)物語~序章③逆子と帝王切開 | 治療屋ゆき 大阪天王寺・堺中百舌鳥 牧野鍼灸院

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張り止めのウテメリンの持続点滴は、柔らかくて長い針を血管に埋めて腕を動かしても液が漏れないようにするのですが、長期に渡ると、もう針が入る血管が無くなるのです。
「ここがアカンようになったら次は足やね」と言われた36Wの時、医師から37Wに入ったらすぐに帝王切開で出産すると言われました。
(※36W6日までは早産、37W0日から正期産)
理由は逆子でした。



入院時、出血に加え、私は別の問題を抱えていました。
お腹の中の赤ちゃんが逆子だったのです。
でも、そのうち直るだろうから、とにかく出血も止まったことだし、正常期に入る37Wになったら、逆子のままでもウチへ帰ろうと決めていました。
ウチに帰ることを目標に指折り数えて、ウテメリン持続点滴で内出血だらけの腫れた痛む腕を抱えて耐えてきた私にとって、帰宅しないまま、しかも帝王切開での出産は受け入れ難いものでした。
逆子のままでも37Wになったら帰りたいと訴えても陣痛が起きた時に間に合わないから無理だと言われました。
頑張って耐えてきた細い糸が切れて、私は病院のおトイレで水を流しながら、誰にも聞こえないように声をあげて泣きました。



帝王切開は嫌だという私に対する回りの説得は、非常に私を傷つけ追い詰めました。
身内の口々から出て来るのは「もし、赤ちゃんに何かあったら…」



そんな事、言われなくても私が一番良くわかっている。
でも産むのは私、切るのも苦しむのも私、
なんで赤ちゃんの事ばかりいうの?
私はどうでもいいの?
私は何?



回りから追い詰められ、普通分娩を望む事に罪悪感を持ちながら、自分自身は納得しないままで帝王切開の手術の日を迎えました。



私は帝王切開の手術でもトラブルが起こりました。
手術は腰椎麻酔といって腰から下だけの麻酔をするのですが、この麻酔が人によっては上に上がってしまうそうです。



当時、そんな知識もない私は、手術開始後すぐに息ができなくなり、このままどうなるのかとパニック状態です。
そのせいか血圧も60まで下がり、ショック状態にもなりました。
訴えたくても声が出せず呻くばかりで、医師からは何の説明も声かけもなく、死んでしまうのかとパニック状態での出産でした。
赤ちゃんは無事に取り出して貰え、元気に生まれてきた事だけが幸いでした。



麻酔が上に上がったため、術後も半年間は頭痛が取れず疲れやすく、特に目を使い集中する事ができずにテレビも見れない状態でした。
後で聞くところによると頭痛が酷い時には、もう一度自分の血液を腰椎から注入してやると良いそうです。



こうして最後まで思うようにいかない第1子出産を体験したあとでしたので、第2子を出産予定の病院で、諦めていた自然分娩が出来ると聞いた私は何としてでも自然分娩をしたいと強く願いました。