The Point Men교섭 | 土曜の夜ならいいですよ∞本と映画と戯言と(終活日記)

土曜の夜ならいいですよ∞本と映画と戯言と(終活日記)

日々思うこと、昔話、いろいろ綴ります。


この日見た映画は、
久しぶりに韓国映画。
兵役もあり日本とは戦争へのスタンスが違う韓国映画は、日本映画とは比べものにならないくらいのリアル感がある。
The Point Men교섭
タリバンとアメリカ軍率いる有志国軍との戦争状態のアフガニスタン。
キリスト教の宣教活動でアフガニスタンに入った韓国人グループ23人がタリバンに捕らえられる。
それを救出するための交渉が映画のテーマ。
韓国映画でもアメリカ映画でも、アフガニスタンや中東の内乱をテーマにした映画はほぼ西側諸国目線。
この映画も直接的ではないしてもそうである。
しかし、この手の映画を観るときは、タリバン側や中東諸国、反政府ゲリラ組織側の立場にたって見てしまう。今回も観光ボランティアだといいつつ宣教でイスラムの地にやってくるのはタリバン側にとっては大迷惑な話。のこのことなぜ戦地にやってくるのか?そう思ってしまう。
フリーの西側ジャーナリストもそうだろう。
人質になり殺されたりするのも、自己責任の割合が高い。
映画の中で
韓国政府の交渉人が人質解放を試みるが、そこには、それ自体を金に換えようとする詐欺師もたくさんいる。スムーズに権限を持つ側と交渉にたどり着けないことなどを映画で知る。
反政府ゲリラ組織がホントに悪いのかもその土地に介入してくる先進国などの都合で創り上げれてしまう。
現に今、アフガニスタンを支配しているのはタリバンである。アメリカ軍も撤退している。