第11話 OTC薬剤師の人件費の矛盾(カクヨムで公開停止されいるのでこちらで再構成版) | 土曜の夜ならいいですよ∞本と映画と戯言と(終活日記)

土曜の夜ならいいですよ∞本と映画と戯言と(終活日記)

日々思うこと、昔話、いろいろ綴ります。

「登録販売員制度」への移行によって、商品によっては「薬剤師」がいなくても商売が出来るドラッグストア。
しかしながら、調剤や相談販売の面では差別化の為、薬剤師の確保にも同時に力を入れている。
まずは採用により人員確保ということで、店舗へ派遣されていくが、現場では「余剰人員」となっているケースも多い。
店長・副店長・主任など「名ばかり管理職」のサービス残業が増える中、薬剤師の人件費は増加する。長時間営業の為、長時間のサービス残業を強いられる者と、都合のいい時間に働きに来る薬剤師の人件費増という「矛盾」が生じている。
店舗状態に合わせ、深夜23時までの営業時間に対応できる薬剤師は皆無。
現場で長時間労働させられている者への「負担軽減」にはならない。
企業としての薬剤師確保が優先であり、現場の人員には不満がたまるばかり。
薬剤師に生産性があればいいが、プライドだけが高く、無駄に時間を過ごし高い時給を支払い、店舗の経営を圧迫しているのが現状であろう。