The Enforcer | 土曜の夜ならいいですよ∞本と映画と戯言と(終活日記)

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日々思うこと、昔話、いろいろ綴ります。


その夜見た映画は、ギャング映画。
でも、少しヒューマンドラマ。
The Enforcer
街の喧嘩屋で生きる男が、ある組織にスカウトされる。
その男をスカウトしたのは刑務所から出てきた名うての犯罪者。
刑務所から出てきた男は自分の娘と同い年の家出少女を面倒みるが、誘拐されてしまう。犯罪者の心より人としての心が勝るとき、それは組織にとっては不都合な存在になる。
そんなテーマのように感じた。
近年のどの映画でも組織のアジトは
大きなクラブやポールダンスなどの店の奥にある。
組織の女首領は人としての心をあえて否定してのし上がったような存在。また、縄張りを荒らす新興の組織の首領も根底には同じだろう。
最後は喧嘩屋とその恋人、家出少女は遠く離れた街でハッピーエンドだが、それは2つの組織の首領を殺したからだ。
なかなか面白かった。