みなさんこんにちは。
こちらは8J1CBNです。
前回、DXとの交信が多くありました、と投稿しました。
HF帯の交信は、主に電離層反射によるものですが、特にグレーラインパスと呼ばれる
経路で遠方と交信ができることがあります。
グレーラインパスとなる時間帯は、昼と夜の境目の明け方と夕方で、
明け方は北東の方角に、夕方は北西の方角がその経路となります。
12/6の夕方、北西に当たるヨーロッパ諸国と多く交信できました。
使用したアンテナは、写真の左側のデルタループアンテナ(18MHz)です。
イギリスと交信した際、グレーラインパスと分かる地図を紹介します。
明るいところが昼、影になっているところが夜です。地球は丸いので、このような絵になっています。
赤い点の日本は夕方、青い点のイギリスは明け方です。
昼と夜の境目を電波が通っていく様子が分かりますか?
地質学はイギリス発祥と聞いていまして、カンブリア紀、白亜紀といった地質年代の発祥地があるのだそうです。
8J1CBNが現地イギリスと交信出来たことは、何かの縁を感じます。