20151019 お口切りに向けて | HIROE Cooking

HIROE Cooking

料理の楽しみと喜び。
日々の暮らしで発見したこと。




この秋からお茶のお稽古に通い始めました


娘時代に少しだけ経験がありましたが
それきりにしてしまったのが
ずっと気になっており


いつか暮らしが落ち着いたら
また始めたいと
ことあるごとにいろいろな方に話していましたら
この度、ご縁をいただきその思いが叶いました


それに伴いもう一つ新たな扉が開かれました
これまたずっと、いや、
もっと強く感じていた着物への思い


子どもの頃から着物をたくさん着せてもらい
母がいくつもの着物を見立ててくれたのに
着物は実家に置いたまま
嫁いだ後も買い足してくれていたようで
着物の管理も母がしてくれていました
(なんてダメな娘。。)


昨年身体の具合を悪くした母から
着物はこれからは自分で管理するようにと
どさっと届けられ、、焦る気持ちと同様
大事な着物をきちんと着られるように
近い将来必ずや!といよいよ心に誓いました


茶道を始めたことにより
必要に迫られてといいますか
茶道を始めたおかげで
躾を取らぬままずっと眠っていた着物たちが
ようやく私の目の前に現れてくれました


そしてこれまた嬉しいご縁
息子のお宮参り、七五三の着物でお世話になった
神田の下久呉服店さんに
私からのSOSを受けた母が連絡を取ってくれ
無知な娘の為に
今ある着物についてご教授くださいませと
お願いしたところ快諾いただき、
我が家まで足をお運びくださいました












本当にありがたいこと尽くしです
小物から始め全ての着物の意味合い、格、
用途、等等
この着物にはこの帯、帯締めが合うなど
それぞれのアレンジは十数点に及びましたが
所々洋服に例えて説明していただけたので私にも
わかり易かったです
メモ、写真、付箋しまくりました












全くお恥ずかしい限りですが
そんなことは言っていられませんし
何より想像以上に楽しい時間でした












一度も袖を通していない母の着物
ちょっと今のあなたには地味かもしれないけど
お直しして着て頂戴
と今回持ってきてくれました












この着物は昔、下久さんで購入したものだそうで
おかみさんにとっても着物の歴史を思い出し
感慨深げでした



同じ着物でも帯を変えることで
雰囲気がこんなに変わるのよ!
と教えていただき
すっかり着物に惹かれてしまいました
子育て後の楽しみは着物に決定です!


実は「みをつくし料理帖」を読んでから
ずっと神田散策に出かけたいと思いつつも
なかなかきっかけがありませんでした
神田の町にご縁ができたことも格別嬉しい


下久呉服店のおかみさんと
両親に心から感謝です!