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女性 60代 Yさん(在宅介護ヘルパー)
20代の子との会話に
「なるほどね~」の返事に小ばかにされているようで腹がたつ。
普通は「そうね」と言うのに
何回も「なるほどね~」と連呼されて
上から目線で頭にくる。
お話を詳しく聴いていくと
Yさんは地方出身で「なるほどね~」という言葉を
普段使いしていなかったそうです。
また、まわりにそういう言葉を使う人もいなかったということでした。
20代の子の「なるほどね~」の語尾上がりのイントネーションから
年下ということもあり「小バカにされている」と強く思いこんでいたのです。
さらに、詳しく聴くと
その20代の子は関東出身の子でした。
会話中、その20代の子は普通にニコニコしながら会話をしており
けしてバカにしている訳ではなく、言葉使いの習慣の違いだったのです。
話の中で、事実を見つめなおしたときYさんの怒りの感情が大きく変化しました。
言葉使いの習慣の違いと気がついたとき
イライラして大人気なかったという思いがYさんに出てきたのです。
その思いに気がついたYさんの中に笑いが溢れてきました。
今後は、気にすることなく接していこうと気持ちを切り替えることが出来たと
喜ばれていました。
紺道より
世代や地域、出身によっても言葉の習慣は
個人で違ってきますので、「ワンフレーズ」で怒りの感情に支配されることが
無いようにしたいですね
ご相談いただきありがとうございました。