感情型=出来事に対して感情(気持ち)が先立ち感情に支配される傾向。
思考型=出来事に対して考え(思考)が先に働く傾向。
感情型がいけない訳ではありません。
(感受性豊かなことはとても素晴らしいことだと思います。度を越えると自分自身が疲れてきますね。)
また、思考型が優れているという意味でもありません。
(思考に偏りすぎて、気持ちを表現することが出来ずに悩む方もいますね)
両方のバランスがとても重要だと思うのです
知っていただきたいのは
感情を思考(考え方)によってコントロールすることができるということです。
例えば
同僚に「お疲れさま」と挨拶をした。だけれど同僚は返事をしてくれなかった。
その時、「無視された」と思えば辛いと感じる。
また、「挨拶もしないなんて常識がない」と思えば腹がたつ。
だけれど、「同僚は聞こえなかったんだ」
「考え事をしていたんだ」と思えば「気にならなかったりまぁいっか」と思うことが出来ます。
人には考え方の偏りがありその時どのように思ったのかが
気持ち(感情)に影響をするということです。
そして、このような出来事は誰にでも起こりうることです。
どちらの立場にも時々でなりえますよね。
なぜなら、人は考え方や価値観がちがい捉え方が違うからです。
その時々で、(仕事であれば)業務内容や優先順位も人によって違うということになりますね。
必ずしも自分の思うとうりの返事や行動が相手から返ってくるとは限らないということです
そこで
どのようにしたら考え方のくせを知り考え方を変えることができるのか
「そもそも、考え方って変えられるの」 と疑問に思いますよね。
私もその内の一人でした。
「そんなこと出来たら苦労しないよ」と思っていたからです。
だけれど、それは訓練することにより可能なのです。
(例えば、左利きの人が字を右で書くのと同じように考え方も訓練することができます。)
実際に私自身も自分の考え方の偏りを知ったことにより、その時々で自分に注意できたり
柔軟な捉え方が出来るようになり随分と楽に生きられるようになりました
いろいろな事が気にならなくなった分、心優しい人(傷つきやすく繊細な人)には
ドライな人という印象をもたれないよう心がけることが多くなりました。
お蔭様でそのように悩める人を支援したいという想うも強く抱いております。
その訓練とはどのようなものなのか
それは、考え方の偏り、くせを知る必要があります。
カウンセリングではその考え方のくせを一緒に見つけながらあなた自身で
感情をコントロールできるように心理教育をしながらサポートしていきます
先程の出来事をもっと具体的にその状況を思いだしてみましょう。
例えば
お疲れ様と声をかけたとき、7メートル離れていた所から相手に声をかけた。
また、相手はいつもめがねをかけているのにかけていなかった。など事実が見えてきます。
カウンセラーは質問を投げかけながらあなたをサポートします。
そして、事実をもう一度思い返して見たとき
感情が先立ちとらえる事が出来なかった事実を再認識することができます。
そうする事によりあなたの感情も変化しまた、私の質問によって気づきや別の考え方が出てくるのです。
これが認知行動療法ですね
一人でも多くの方が心豊かに自分らしさを大切に日々を過ごせることを心より願います
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