施設では

認知症も伴い不安や孤独から感情が乱れ叫ばれる方がいます。


「助けてー」

「誰かー」

「どうなっているのー」

「何をすればいいのー」


介護士でもある私は

正直、業務に追われ忙しい日は話を聴いてあげる時間も

ゆっくりと側に寄り添う時間も無いときがあります。


そんな時は、その方の気持ちが和んだり、気がまぎれるような癒し系音楽を流し応対します。


今日は話を聴く時間が取れたので、30分話を聴きました。


側に私(人)がいた安心感からか叫びは収まり、とても静かになりました。

お話好きな方なので、普段はよくしゃべるのですが時間が取れたと思った矢先に

急に静かになったのです。


会話をしても返事も無いので、私自身の長崎で育った頃の思い出話をしました。

その方は時々、うなずいたり笑ったりして答えてくれましたブーケ2

その後、二人の間に静かな時間が10分程流れました。


すると突然

「私はみんなに嫌われている。」

「邪魔者だと思われている。」

「何もせず、のうのうと寝ていると思われている。」

「もう価値の無い人間なんだ。」と話してくれたのです。


その方は一人でその思いを「誰にも話せず心に閉まっていたんだ」と知りました。

その孤独や不安が叫び声となって現れていたようです。


身寄りの無いその方は一人で孤独と向き合っていたことを知ることにより

スタッフが「うるさいな」「また叫んでるよ」という思いも変化しますね。

そして、スタッフの声かけや対応も大きく変化しますブーケ2


「けして一人では無いことや大切に思っている」ことを(声かけ)伝えること

により安心感を与えることが出来たり、叫び声の減少にもつながりますね。


心の声を聴く重要性をもっともっと福祉施設に広げていきたいと思っていますクローバー





一人でも多くの方が心豊かに自分らしさを大切に日々を過ごせることを心より願いますブーケ2

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