掲載にあたり本人の同意を得ております。
対面カウンセリング Hさん 女性(30代)
(相談内容)
6ヶ月交際している彼がいる。
周りが結婚していく事や自分の年齢、親の事を思うと
早く結婚したい気持ちが強く、焦りを感じている。
このまま彼と付き合った方がいいのか別れた方がいいのか悩んでいる。
付き合っている彼と1ヶ月話が出来ていない
会えていない状態が続いており不安を感じている。
3/22日 21:30頃彼から電話がかかってきた。
彼が夜勤だったので10分ほど自分の部屋で電話をしていた。
内容は彼の体調や仕事のこと。
自分が異性の友達を交えて旅行に行ったことを彼が気分を悪くしたかもしれないと思いその確認をした。
そして、
彼がメールで「悩んでいることがある」と送られてきたので
それに対して「何で悩んでいるの?私のこと?」と彼に聞いたら
彼はためらっていた、(A)話をしている中で
彼から「別れたほうがいいんじゃない」
「他の人探したほうがいいんじゃない」という返答がかえってきた。
それに対して答えず彼の話を聞くだけで電話をきった。
その直後にとても悩んだ。
カウンセラー(私のこと?について質問)
私のこと?とは2/20に、彼と旅行へ行ったときに
結婚について自分の思いを彼に話した。
自分としてはそんなに話したつもりは無かった。
↓
(A)
結婚について、
彼はプレッシャーを感じていた。
ネックになっていた。
付き合い当初浮かれすぎていたなどを話してくれた。
彼から「別れたほうがいいんじゃない」
「他の人探したほうがいいんじゃない」という返答があったとき
Hさんの思ったことは
「彼の気持ちも後ろ向き」100%
「彼も付き合うことに乗る気じゃない」100%
「私と別れたいんじゃない」100%
「彼は優しいから別れようとはっきり言えない」90%
「彼は別れを私から言って欲しい」80%
「結婚がいつになるか分らないし保障も無いなら彼では無いかもしれない」90%
「彼の体調がよくないので電話で長々と話して申し訳ない」
「声も辛そうで電話していて申し訳ない」
「その時の話方が冷たい感じがした」
その時のHさんのお気持ちは
不安 100%
さびしさ
カウンセラー(会えない日が続く中、Hさんと彼との現状を確認)
朝または夜に2日に一度、彼より携帯にメールは来る。
そのメールに返信はしている。
返信を返すだけで、自分からメールすることは少ない。
カウンセラー(連絡が途絶えた訳ではなくメールは来ていることについて質問)
Hさんの思いは
「メールは出来るはず」
①「メールが来ると彼の気持ちが薄れた訳でもない」
「ずっと会えない」
「話も出来ない」
「会えるのはいつになるんだろう」
カウンセラー①の理由を聞くと
彼からのメールは良い内容で希望を持つ 50% 安心する 60%
彼を支えたいとも思う
彼からのメールが来るか来ないかで1日の気持ちが決まる
Hさんの本心は「彼と会って彼と話がしたい・彼の気持ちを知りたい」素直になれず
そのことを言えないでいる
↓
「素直になれない」 →最近は自分からメールをしているが
会って話がしたいと言えず遠まわしなニュアンスでメールをしている。
↓ (さくら見にいけたらいいねなど)
「意地をはる」 ↓
↓ 遠まわしにメールする理由を確認
「負けている気がする」 80% 「相手の気持ちを乱したくない」 80%
②「相手が優位な気がする」 90% 「彼はしつこい・迷惑とおもうんじゃないか」 90%
「すがっている気がする」 70% 「彼に会いたいというとプレッシャーを与える」 90%
↓ 「彼から会って欲しいと言ってほしい」
「待ってしまう」
カウンセラー②の理由を聞くと
「相手が偉ぶった気がする」
↓
③「男性がリードしてほしいって願望が強い」 100%
「自分から告白したり誘うのは嫌で弱い立場だと思う」 90%
カウンセラー③の理由を聞くと
Hさん自身の気づき
「一人っ子でもてはやされてる」
「相手に何かして欲しいと思う」
「わがまま」
「相手にねだってしまう」
「相手を当て(頼り)にしてしまう」
「自分が甘えたい」
Hさんご自身の気づきから新たな考えがでてきました。
目標として
「やってもらうばかりではなく素直に自分からやってあげたい」と
90%思われました。
そして、気持ちは
前向き 50%
不安 100%→50%に変化しました。
行動の部分では
・彼からメールの返信がなくても自分からメールする
・少しでも励ましになるような言葉を彼に伝えたい
・自分も何かに打ち込むようがんばりたい
Hさんの不安な気持ちが減り、前向きな気持ちが出てきて嬉しく思います
自分と向き合うことは気づきの一つ。
悩んだ出来事も自分と向き合えば
きっと自身の中に答えが見出せる今回はそんなカウンセリングでした。
そして、今回は心理教育としてアサーション、アサーティブな関係をご案内しました。
一人でも多くの方が心豊かに自分らしさを大切に日々を過ごせることを心より願います
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