掲載にあたり本人の同意を得ております。
対面 女性 (S子さん)
相談内容:Aさんの仕事の教え方がロボットのようで嫌だ→指示されたくない
S子さんは3/14(月)から歯医者の受付で事務の仕事を始めた。
業務内容を前任者(Aさん)よりS子さんは引き継ぎを受けている。
Aさんは3/18(金)に退社する為、
5日間のうちにS子さんは仕事を引継がなければいけない。
S子さんは以前、事務の仕事をしていたが
①業種が違う点(前職:建設業)
②リタイアして2年間のブランクがある点
③覚える事が多すぎる点
③については、特に薬の名前を覚えられるだろうか?
薬の使用方法を覚えられるだろうか?が心配。
また、④Aさんの教え方がロボットのようでとても嫌だと100%思われていました。
薬は何種類あるのか?使用方法は何通りあるのか?を伺ったところ
↓
薬の種類は約20種類。
薬の使用方法は全て教わっていない。
勤めて5日間しか経っていないという事
そして、20種類なら覚えられると思うことができ心配は解消されました。
S子さんの一番のストレスは④でした。
Aさんをロボットと思われたのはどのような出来事だったのかを訪ねたところ
Aさんは先生に頼まれる前にカルテや道具などを準備する。
仕事をこなしながら、S子さんに業務の手順を淡々と教えてくる態度が嫌。
その時のS子さんの考えは
「順番は合ってないようなもの」70%
「1~10までAさんのやり方を自分に押し付けてくる。」90%
「Aさんは自分を完璧だと思っている」 100%
「まぁいっか。Aさんは引継ぎの人だから」 50%
「Aさんは自分を完璧だと思っている」 100%
と思ったときS子さんは100%嫌なお気持ちを抱えていました。
↓
「Aさんのようになりたくない」
↓
思考をフォーカスすると
「指示されたくない」という思いにたどりつきました。
自分の根底に思っていた気持ちに気づいたとき
S子さんはご自身の中で自ら新たな考えが出てきました。
「仕事をしていくならAさんのやり方は知っていた方がいいかも知れない」
50%
「Aさんは10年勤めていたから正しい」50%
このようにS子さんの中で新たな考えを強く信じたとき
楽な気持ちが50%出来てきました。
当初嫌なお気持ちは100%でしたが
50%に半減しました
そしてS子さんはAさんに対して100%の感謝の気持ちも出てきたのです。
S子さんは話すことにより
とても楽になったとおしゃって頂きとても嬉しく思います
S子さんは
来週から職場をもっと綺麗に整理したいという目標も持たれました。
悩んでいるとき
自分は何を考えていたのか?(思ったのか?)という風に考えることは
少ないと思います。
気持ちが優先するとなかなか向き合いたくない!と思ったり
出来るだけ考えたくない!と思うのです。
これは人間機能に備わっている防衛反応の一つです。
その気持ちを共感しながらカウンセラーは
思考を紐といていきます。
そうする事により
自分は何を考えていたのかというように
自分を見つめなおす作業が出来るようになるのです。
認知行動療法心理カウンセラーはそのお手伝いをさせて頂きます。
一人でも多くの方が心豊かに自分らしさを大切に日々を過ごせることを心より願います
カウンセリングご希望の方はコチラ
をご覧ください