3年前

お腹の赤ちゃんは大きくなりませんでした。

標準内ではあるものの

下のラインをギリギリかすっていました

小さいままだと出産の際に

赤ちゃんがとても頑張らなければいけない

と先生はおっしゃいました


毎朝手を合わせて祈りました

無事に健康で産まれてきてくれるように



出産予定日より2週間前

夜中からチクチクお腹が痛みだし朝方には陣痛へ


初産で赤ちゃんが小さかったために

産院到着後にすぐ入院



激痛と眠気でほとんど覚えてないけど


破水した瞬間

緑の胎便がでてきました


あまりないことらしいですが

お産のストレスで

赤ちゃんが便をし

それを飲んでしまっていたそうです



先生はとっさに判断し

赤ちゃんが産まれてくるときに

泣かないようにしてとりあげました

泣くと器官に入ってしまうことがあるそうです





小さな産声をあげて

小さな小さな赤ちゃんが誕生しました



すぐに保育器に入り

吸引されたり管をつけられたり…


少しずつ青ざめていく…






小さな赤ちゃんは

NICUへ救急搬送されました





抱っこできたのは

わずか1分…

それよりも短かったな




静かな病室で四日間を過ごし

NICUへ迎えに行くと

たくさんつけられていた管は外されていました

保育器からもでていました



いよいよ母子同室


部屋を移る際に、赤ちゃんは大泣きしました

ベッドを整えていた看護師さんが



抱っこしてあげてください


と言いました


それまでじっと見ていた私は

自分の赤ちゃんなんだと、はっとしました



四日間 離れ離れになり心細かった

どう接していいのか分からなかった


細い腕と足

痩せた体つき

2434グラムだった赤ちゃんは

ほんの少しだけ

大きくなっていました




初めての授乳

ぎこちなくてうまくいかなかった


看護師さんが部屋を出たあと

不安で気が休まらなかった




それから

赤ちゃんとの生活が始まりました


夜中も二、三時間おきに授乳して

寝たい時に寝れず

食事もまともにとれず

自分の時間はない


新しい生活に慣れるまでは大変でした

でも

そんな私を支えてくれたのは

主人でした



初めて赤ちゃんを抱っこするときは

ひょいとかかえてあやしたり

膝に乗せてお話しししたり

私にはできないことを

そつなく、愛情たっぷりにしてあげていました



赤ちゃんの名前を

『向葵』あおい

と名付けました


ぴんと真っ直ぐに茎をのばす立葵の花は
梅雨の時期に花をつけ、太陽に向かってのびていき
夏が来る頃に一番上の花が咲きます


どんな環境でも真っ直ぐに上を向き
ぐんぐんのびて
幸せを自分から呼び込んでほしいです





2歳のイヤイヤ期は

赤ちゃん返りと一緒にやってきました

何をしてもイヤイヤで手に負えず

育児をして初めて母に相談する電話では

涙が止まりませんでした





ブログでは楽しいことを書くことが多いですが

大変なこと、苦しいこと、泣きたいことも

それ相応に。



ひどく怒ることがあっても

最後には

大好きだから怒るんだよ

と言って抱き締めることを忘れずにしています


はるうららん-ケーキ


はるうららん-3歳バースデー


はるうららん-お子様ランチ



3歳。

今ではお友達のなかでも大きいくらいまで

すくすくと成長してくれました

妹の面倒見もうまくなってきました

できること、できないこと

まだまだこれから。



産まれてきてくれて

選んでくれて

ありがとう。大好きだよ。



母親にしてくれてありがとう。



はるうららん-おもちゃ


はるうららん-レゴ

美味しくて大好きなカーズのアイスケーキと

プレゼントも喜んでくれて

お布団では

楽しかったねーって言ってくれて

おまけに

まま、だーいすき

って言ってくれて


あー

幸せだなぁ (๑´υ`๑)♡



フランチェスコのトミカを一番喜んでいたようにも思えます

ちょーちっちゃいのに…


寝る時も一緒でしたハート







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