今回はシークエンス【狂気倶楽部】さんの不気味な新作をYouTubeで鑑賞しました。
『邪視』
左目に異常な痒みを感じている女性だが眼科に行くも特に病気ではないと診断され、他にも夢遊病?心療内科にも通っているようで、「ホント勘弁してほしい」なんて友人と電話しながら帰宅。。。そんな彼女を指をくわえながらジッと見つめている男の姿が。病気の上にストーカーまで?なんとも気の毒にも見える女性。
そんな女性が帰宅すると玄関ドアには「イツモミテマス」と書かれたメモが貼ってあり。。。あの男の仕業なのか同じようなメモがこれまでも貼られていたようで、部屋に入りため息をついているとピンポ~ン!玄関のチャイムが鳴る。応対に出た女性だが玄関の外に人の姿はなく、なんなの?イライラしつつ部屋に戻り。
呆れながら眼帯を外しているとまたチャイムが鳴り、ドアスコープを覗くとそこにはあの男が!部屋を出て逃げた男を追いかける女性!追いついた彼女は「何が目的なの?」なんて声をかけると、男はモジモジしながら振り返り。。。女性の顔を見た次の瞬間!はわわわわ!声にならない悲鳴をあげて逃げて行ってしまう。
ストーカーを撃退しひとまず部屋に戻った女性だが釈然としない?「顔を見て逃げるってなんなの?」なんて言いながら眼帯を付けてあのメモをゴミ箱に捨てていると、左目の痒みが酷くなり。。。思わず掻いてしまい左目から出血!怖くなり眼帯を外し鏡を覗いた女性が目にしたのは自分の意思と関係なく蠢く眼球!
私の目どうなったの?女性が困惑していると"モウスグデス"どこからともなく不気味な声が聞こえる!それとともに左目の痒みが悪化し眼球の動きも激しさを増し。。。鏡に映る自分の眼球を見つめるうちに動かなくなる女性、すると取り憑かれたように「モウスグデス」と口走ると左目から滴り落ちた血が頬をつたう。
また痒みを感じた?立ち上がった女性は痒い痒いと左目を掻きむしり、滴る血があのメモにポタポタと落ち。。。次の瞬間!グチュ!何かを潰すような音が聞こえて、THE END
左目に痒みを感じる女性、通院するも原因は不明だし変な男には付きまとわれるしもう最悪!それもガツン!と言ってやろと捕まえた男は眼帯を外した女性の顔を見るなり逃げ出して。。。そんな何もかもの原因が痒い"左目"と判明した時に恐ろしい結末を迎える物語を描いた本作。
タイトルが示す通り何かが"目"に取り憑いたのでしょうかね?モウスグデス、イツモミテマス、は取り憑いた何かから女性へのメッセージ?ちょうどタイミング悪くストーカー被害にあっていたから気づかなかっただけで、もしかしたら予兆はあったのかもしれませんよね。
そんな次第に追いつめられる女性を演じる菅沼さんの演技も見所ですが、今回も清水さんの怪演がまた光っていて。。。ってか、モジモジしてるだけでセリフもなく、それが逆に気持ち悪い(←褒めています)そんな風に見えたのですが、概要欄によると清水さんが撮影当日に声が出なかったそうで、セリフのないモジモジしている演技に変更されたそうです。急遽変更されあの演技ができてしまう。。。さすがは清水さんですよね。
ストーカー被害にあっている女性のヒトコワ系の物語かと思いきや、何か得体の知れない存在の怖さを感じさせてくれた7分ほどの作品、グロい映像や陰惨な描写などはありませんがそれでも不気味で恐ろしいので、気になった方はYouTubeでぜひ!今回も下にリンクを貼っておきますね!







