過度な変動に介入「許される」 為替、米と緊密に意思疎通 神田財務官。 | Takayukiのブログ

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【昨日米市場とコメントと見通し】
《昨日》
NYダウ39,069㌦(△4.33)△0.01%
NASDAQ16,920㌦(△184)△1.10%
WTI原油先物77.80㌦(△0.93)△1.21%
・ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。米国のインフレ圧力の根強さが後退したとの見方が支えとなった。ただ、3連休を前に持ち高調整の売りが出やすく、小幅な上昇にとどまった。ダウ平均は下落に転じる場面があった。27日はメモリアルデーの祝日で、休場となる。3連休を前にした持ち高調整の売りが上値を抑えた。ディフェンシブ株の一角が下落したことも、指数の伸び悩みにつながった。NASDAQ総合株価指数は3日ぶりに反発。21日に付けた最高値(1万6832)を更新した。

【今日のNewsと来週の見通し】
《今日のNews》
・G7=主要7か国の財務相・中央銀行総裁会議がイタリアで開幕しました。初日は、世界経済の現状やリスクが主なテーマで、インフレの根強さが指摘されるアメリカなど各国の経済状況のほか、ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化がエネルギー価格や貿易に及ぼす影響などについて意見を交わす見通しです。
また、アメリカが問題視している中国メーカーによる電気自動車などの過剰生産や、金融・経済分野でのAI=人工知能の利用拡大や課題についても話し合われるとみられます。
2日間の会議では、ウクライナの支援に向けて、経済制裁として凍結したロシア側の資産の扱いも議題となる見込みで、アメリカやEUなどで活用策の検討が具体化する中、G7としてもどう対応するか話し合います。

・全国のデパートの4月の免税品の売り上げは、円安が進む中でインバウンド需要の拡大が続き、2023年の同じ月のおよそ2.8倍に増えて過去最高を更新しました。
日本百貨店協会によりますと、全国のデパートの4月の売り上げは、4441億円余りで、既存店どうしの比較で、去年の同じ月より8.9%増えました。

・米商務省が24日発表した4月の耐久財受注は前月比0.7%増だった。市場予想の0.8%減に反して増加し、第2・四半期序盤に企業の設備投資が回復したことを示唆した。3月は0.8%増だった。
民間設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.3%増。3月は0.1%減だった。ロイターがまとめた市場予想は0.1%増だった。
コア資本財受注の前年同月比は1.2%急増した。コア資本財の出荷は前月比0.4%増。3月は0.3%減だった。
非国防資本財の受注は1.5%減。3月は1.3%増だった。一方、出荷は2.4%急増。3月は1.5%減だった。

《来週の動きと経済指標》
・《米国》28日: 3月 ケース・シラー米住宅価格指数、5月 消費者信頼感指数。29日: 5月 リッチモンド連銀製造業指数、米地区連銀経済報告。30日: 米1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)、1-3月期 四半期コアPCE、4月 卸売在庫、前週分 新規失業保険申請件数、前週分 失業保険継続受給者数、4月 住宅販売保留指数。31日: 4月 個人所得、★4月 個人消費支出、5月 シカゴ購買部協会景気指数。
・《欧州》27日: 独5月 IFO企業景況感指数。29日: 独5月 消費者物価指数。30日: 欧5月 消費者信頼感、欧5月 経済信頼感、欧 4月 失業率。31日: 仏1-3月期 国内総生産、欧★5月 消費者物価指数。
・《英国》31日: 4月 消費者信用残高、4月 マネーサプライM4。
・《中国》31日: 5月 製造業購買担当者景気指数(PMI)。
・《日本》27日: 植田和男日銀総裁、発言、3月 景気一致指数。31日: 月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)、4月 失業率、4月 有効求人倍率、4月 鉱工業生産・速報値。
・《その他》29日: 豪4月 消費者物価指数(CPI)。30日: 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利。31日: ★加3月 月次国内総生産。

※ PMI=購買担当者景気指数 PPI= 生産者物価指数、卸売物価指数 CPI =消費者信頼感指数 IFO= 企業景況感指数

《来週の見通し》
・来週(5月27〜31日)の日経平均株価は、今週に引き続き米国市場の動向をにらみながらの相場展開になりそうです。週明けの5月27日は、米国市場がメモリアルデーの祝日で休場という影響もあり、商いは膨らみづらいでしょう。

・また、5月30日にベスト・バイ(BBY)やコストコホールセール(COST)、ギャップ(GPS)など米国の小売企業の決算発表が予定されているほか、29日には米・地区連銀経済報告(ベージュブック)、週末31日には4月の個人消費支出(PCEデフレーター)や個人所得、5月のシカゴ購買部協会景気指数の発表を控えていることから、それらの結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいでしょう。

・ただ、5月23日の米国市場は大きく下落したものの、決算が評価されたエヌビディアは9%を超える上昇でした。翌24日も底堅い値動きを見せてくるようだと、東京市場でもレーザーテック(6920)やアドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)といった半導体株の押し目買いの動きが見られそうです。

・5月27日週の日経平均相場予想:3万7500〜3万9400円
・2024年6月の月間日経平均相場予想:3万5800〜4万0500円

・2024年の年間日経平均相場予想:2万9000〜3万7500円(2月15日予想を超えました)