日本とブラジル脱炭素へ新枠組み 首脳会談、共同声明を発表。 | Takayukiのブログ

Takayukiのブログ

ブログの説明を入力します。

【昨日米市場とコメントと見通し】
《昨日》
NYダウ38,675㌦(△450)△1.18%
NASDAQ16,156㌦(△315)△1.99%
WTI原油先物77.99㌦(▼0.96)▼1.22%
・ダウ工業株30種平均は3日続伸。同日発表の4月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回った。賃金上昇のペースも鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が先送りになるとの懸念が後退。ダウ平均の上げ幅は500ドルを超える場面があった。

【今日のNewsと来週の見通し】
《今日のNews》
・4月米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比で17万5000人増えた。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(24万人増)を下回った。平均時給は前月比の上昇率が0.2%と市場予想(0.3%)以下となり、失業率は前月と市場予想に比べ0.1ポイント高い3.9%だった。

・. ビットコイン(BTC)は反発。心理的節目の6万ドルも突破し一時6.2万ドル台を回復した。米国の4月雇用統計が労働市場の減速の兆候を示したため連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が再燃した。利下げ開始も11月に先送りされていたが9月に開始する予想が再燃。金利先安観で買戻しに拍車がかかった。

・米供給管理協会(ISM)が3日発表した4月の非製造業総合指数は49.4と2022年12月以来、1年4カ月ぶりの低水準だった。ロイターがまとめた市場予想は52.0だった。3月は51.4だった。
指数が50を下回ると、米経済の約3分の2を占める非製造業部門の縮小を示す。今回の結果は、堅調なペースで拡大していた米経済がいくらか勢いを失い始めていることを示した。

《来週の動きと経済指標》
・《米国》4日:クックFRB理事講演。6日:ウィリアムズ米NY連銀総裁イベント参加、バーキン米リッチモンド連銀総裁経済見通しに関する講演、FRB、銀行融資担当者調査発表。7日:カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁がイベント参加。8日:卸売在庫、クックFRB理事半年に一度の金融安定報告に関し討論。9日:週次新規失業保険申請件数。10日:ミシガン大消費者信頼感、グールズビー米シカゴ連銀総裁講演。
・《欧州》6日:ユーロ圏サービスPMI、PPI。7日:ユーロ圏小売売上高。8日:独鉱工業生産。9日:デキンドスECB副総裁が講演。10日:4月理事会議事録公表。
・《英国》7日:英中銀、ホールMPC委員が講演。9日:英中銀金融政策決定会合、ベイリー総裁会見、チーフエコノミストのピル氏金融政策報告を巡り質疑応答。10日:鉱工業生産、GDP。
・《中国》6日:財新サービスPMI。9日:貿易収支。
・《日本》10日:世帯支出。
・《その他》****

※ PMI=購買担当者景気指数 PPI= 生産者物価指数、卸売物価指数 CPI =消費者信頼感指数 IFO= 企業景況感指数

《来週の見通し》
・来週は英国中銀が金融政策決定会合を予定している。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が公表する銀行融資担当者調査の結果で、金融のひっ迫状況を判断していく。欧州中央銀行(ECB)は4月開催の定例理事会の議事要旨を公表予定で6月の利下げの可能性を探る。

・英中銀は会合で金融政策を据え置く見込み。同時に6月の利下げを示唆する可能性が想定されている。もし、利下げが示唆されると、ポンド売り材料となる。逆に利下げに慎重姿勢が示されると、ポンド買いに拍車がかかる。

・FRBは4月30日から5月1日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。インフレの一段の進展が見られず、2%目標達成には一段と時間がかかると、利下げ開始が遅れる可能性が示唆された。同時に、量的引き締め(QT)解除のペース減速を発表。さらに、パウエル議長もインフレが依然鈍化基調にあるとし利上げの可能性を否定したため年内の利下げ予想の再燃で引き続きドルの上値が抑制されると見る。引き続き経済指標動向やFRB関係者の発言に注目が集まる。

・5月7日週の日経平均相場予想:3万7000〜3万9000円
・2024年5月の月間日経平均相場予想:3万5800〜4万0500円

・2024年の年間日経平均相場予想:2万9000〜3万7500円(2月15日予想を超えました)