さて、TORAIZのレッスン初日まであと6日、

テキストも揃いました。

 

私の場合はサブ教材込みで初期のテキストは上の4冊となり、

・Business partner A2 → レッスン用教材

・英語のハノン → 自習教材 Speaking

・速読速聴・英単語Basic2400 → 自習教材 Listening(シャドーイング)

・英語リスニング大特訓 → 自習教材 Listening(サブ教材)

 

となります。

事前に確認した限りだと、アプリを使った学習を組み込むケースもあるようですが

私の場合はすべて紙テキストとなりました。

※余談ですが、TORAIZでは事前の文法テスト、VERSANT受験の他に、

  好む学習スタイル等を分析する心理テスト(?)のようなものも受けます。

  私の場合、耳が悪いので音を使って聴くよりは視覚情報頼みということもあり

  そのように回答したのですが、その影響もあるかもしれません。(と言いながらも、無関係かもしれません)

  なお、この傾向分析の結果についても初回カウンセリング時にフィードバックがあります。

 

初回カウンセリング日を起点に2週間に一度、プログレスチェックがあります。

私の場合、初回カウンセリングからレッスン開始までに一週間空くので

プログレスチェックまでの間に実質学習報告をしたりレッスンを受けられるのは一週間弱となりますが

その間で進めるべき自習範囲(Unitであったりページ数であったり)が指定されます。

 

プログレスチェックについての詳細はそこまで初回カウンセリング時に説明があったわけではないのですが

概ね以下のような内容になるようです。

 

 

個人的に思っていたよりガッツリやるんですね。(学習した内容を再現させられるとか)

この辺はレベルによっても多少異なるかもしれませんが、プログレスチェックが終わった時点で

気づきがあったら共有したいと思います。

 

その他、今回思った点としては、

教材に指定されているPearsonのテキストは、

取り扱っているところが少ないように思いました。

(Amazonくらいしかヒットしなかった)

A2やB1くらいだと在庫がありそうな感じではありましたが

B2だと在庫切れだったり(もし手に入りにくそうであればその時点でコンサルタントも言ってくると

思いますが)、

購入して手元に届くまで時間がかかる可能性があるので、

テキストが決まったら早めに買うのが良いかもしれません。

東京だと、例の洋書が揃っている丸善のオアゾあたりだったら在庫しているのか不明ですが

近々行く機会があったら確認してみようと思います。

オンラインで在庫検索ができるような大手書店で試しに検索してみた限りでは

ヒットしませんでした。

 

呑気にブログなど書いていますが

本業の仕事で割と死にそうな感じです。

学習計画表なるものもきっちり作成されているので(1日3h、週20h〜)

時間をなんとか捻出しながら最低半年は頑張ろうと思います。

半年経過後時点で、継続するかどうかを検討しても良いかなと思っています。

(半年分、80万を投資しておしまいにするつもりでしたが、

半年で絶対に辞める、と決めておく必要はないかなと思ってもいます。

ただ半年である程度伸ばせたら、そこから先は普通のオンライン英会話に切り替えつつTORAIZでの

学びを活かすとか、はたまたTORAIZで数ヶ月〜延長するとか、

いろいろな継続の仕方があると思っています)

 

いずれにせよ、

PROGRIT側のカウンセリングに伺った際にPROGRITの社長の著書をいただいたのですが

たまたま開いたページに、

「TOEICの800点を超えた方は、TOEICという指標を卒業し、VERSANTなどのスピーキング試験を

活用することが有効です」と書かれていたのですが

これは自分の中でも非常に腑に落ちました。

興味がある方は実際にこちらの本を手に取っていただきたいのですが、

TOEICについても色々書かれており、どれも私の体感と一致しました。

たとえば、

「「TOEICののスコアが高くても英語を使えない人が多い」という意見は正しいのですが、

だからと言って、TOEICが必要ないという論理は成り立ちません」や、

「TOEICレベルの英語もできないで、ビジネスの現場の英語が理解できるはずがない」はその通りです。

 

一方で、

TOEIC800超えても900超えても、

話せない人は多く、なぜかというと、TOEICのL&Rのスコアが高いからといって、

Speakingの瞬発力があるかというとそうではなく、

(俗に言う、「理解している」と「使える」は違う、とかそういう感じ)

L&Rのスコアとスピーキング力は結びつかないというのが私の実感です。

ただし帰国子女や英語圏のハーフたちは大体980−990くらい普通に押さえていて

彼らはペラペラなので、

個人的に、980〜クラスでスピーキングがいまいち、の割合は、800〜900点周辺に比べると

ぐっと減るのかなとは思っている次第です。(あくまで体感です)

 

私の場合だと、

「TOEIC865点」、といえば、

おそらく転職市場などでは「まあまあ英語ができる人」と認識される部類になるのかなと思いますが

スピーキングが十分にできるレベルかというと残念ながらノーです。

ですが、TOEIC至上主義と言ってもいいくらいの今の日本の世の中では、

TOEICのスコアと英語ができる・できないが比例するような誤解がそこかしこにあるように思います。

(あくまでも個人的な意見です)

 

転職や就職、昇進に◯点必要だ、という場合だと

TOEICのスコアを上げるということにフォーカスするのは決して悪いことではなく

実際、800〜くらいはないと、そもそも土俵にも立てない、は実際その通りだと思うので、

最終的なゴールを据えるならそのあたりまでとして、

ビジネスで本当に戦っていけるようになりたいのであれば、そのレンジを超えたら、

スピーキング力を磨いていく、にリソースを割り振っていくのが良いのかなと思う次第です。

読み書きできる=英語ができる人とみなされて、じゃあ英語の会議よろしくね、と

会社側にやられると、実際、めちゃくちゃきついです。

それが、今の私です。

 

毎日心が折れそうな日々で(というか時々折れてます)、

周囲は帰国子女だったり留学経験者だったりハーフだったりで

みんな大体ペラペラで、

拙いのはホント自分くらいだよなあと自己嫌悪に陥ったりする毎日ですが

家族、友人含めて、周囲の人達に

「今そういう人たちと同じ土俵で仕事をしているということ自体が努力の結果なんじゃないか?」

と言われ(大体みんなに同じようなことを言われました)、

なるほど、そうとも言えるのか、と思いました。

耳が聞こえないからリスニングは致命的にできない、

英語も全然できなかった私は、

そもそも20代の頃、1社目の会社にいた「英語ができる」レア人材は

住む世界が違う、永遠に交わらない世界の住人、とさえ思っていました。

東京に出てきて外資系の会社に入り、

外資だから英語できる人が多いんだな、でも自分の部署は英語でいいしな、と逃げ続け

今の会社に入ったときにも、英語が話せる人は少なめの部署だったので

まさかその数年後に自分が本気で英語を勉強することになるとも、

そのあとある程度英語力をつけて、

英語力を生かした仕事をすることになることも全く予想だにしていませんでした。

今の会社に入ってもうすぐ10年目になりますが

10年前にはまったく想像すらしていなかった働き方を実現しているというか、

世の中何がどうなるかわからないものだなと思っています。

 

耳が悪いことについては

英語のことは抜きにしても毎日やはりコンプレックスと向き合っていて

衝動的に耳を毟り取りたくなることや、

難聴になってもう30年ほど経ちますが未だに自己嫌悪等で死にたくなることもしょっちゅうあります。

でも、「ないもの」をねだっても仕方ない。

人生100年時代と考えるならば、あと50数年、耳が悪くても、できることは何なのか。

自分なりに探しながら折り合いをつけていくしかないのかなと思っています。

100まで生きたとして、生を終えるそのときに、果たして難聴であった人生に折り合いを

つけられているのかは謎ですが。

 

TORAIZの話はもう少し詳しく書きたいと思います。

会議でよく使うフレーズも備忘的にまたまとめます。