アメリカ旅行から帰ってきて3週間ほど経ってしまいましたが

人生で一度くらいビジネスクラスを利用してみたい、というミーハーな動機から

有効期限切れ間近のマイルを使って空席待ちをして、

運良くHND⇔JFK往復の空席をゲットしてニューヨークに飛んだ話を。

 

ビジネスクラス事情には疎いので、

ANAの国際線はすべて私が今回利用したTHE Room仕様かと思いきや、

アメリカから帰ってきて東京で会った大学時代の先輩(駐在2回、Cクラスでの海外出張

多く、ANAのダイヤモンド)曰く、

THE Roomはごくごく一部の便でのみ導入されている仕様とのこと。

※あれがビジネスのスタンダードだと思った、と言ったところ、

  他のビジネスはTHE Roomのように扉が閉まらないし、広さももう少し狭いので

  あのレベルを期待するなと言われました。笑

 

THE Roomの仕様はこちら

 

レギュラーシーズンで、85,000マイルでした。

3月下旬という比較的混み合う時期に、

空席待ち期限の一週間くらい前に、復路→往路の順で空席待ちをgetできました。

私は上級会員でも何でもないので(ANAのゴールドカードは付帯保険の関係で利用中)

人気の路線はほぼほぼ出ないだろう、といくつかのパターンで同時並行で

空席待ちをしていたものの、まさかのアメリカ路線が取れるとは。

ただ、空席待ちを申し込んだ時点では支払い総額が7万円台となっていたのが、

3月上旬に空席が出た時点では9万円台に上がっていました。

 

ともあれ、

このチャンスを逃すと、自腹で支払わない限りビジネスに乗る機会はそうそうないだろう、

と思い、往復の空席が確保できた時点でサクッとマイルと引き換え、

燃油サーチャージ等の諸費用9万円ちょっとを支払い、旅程を確定させました。

 

THE Roomを満喫できたかというと、

結論から言うと復路は離陸前に爆睡してしまい、機内食を食べ損ねたりして、

あ、ちょっともったいないことをしたなあ、と思いましたが、

ビジネスならでは&ANAならでは(?)の体験を少し。

そんな事も知らなかったのか、と言われてしまいそうではありますが、、、

 

・Cクラスの場合、機内預け荷物がPriority扱いになり、優先的に荷物が出てくる

(First class→Business class→Premium Economy→Economyの順)

・First、Businessの場合は保安検査場に向かう優先レーンが別にある

(Economyなどで並んでいる列の途中から合流できるイメージ)

・ラウンジの利用ができる

(羽田第3のラウンジはかなり広かったです)

・ANAの場合、予約管理画面から、障害等について申告するフォームがあり、

「耳が不自由」である、を選択しておいたところ、

 カウンターで機内荷物を預けた際に、ラウンジを利用するかどうかを尋ねられ、

 Yesで回答したところ、「搭乗時刻の少し前にラウンジにお迎えに上がります」

 と案内をいただき、実際にラウンジにお迎えのスタッフが来てくださいました。

 (ラウンジ内にたくさん人がいる中で見つけるの大変だろうなあ、と

 予定時刻の少し前にラウンジの入口付近まで移動していたのですが、

 なんと、iPad(?)に私のフルネームが表示されたものを手にしたスタッフの

 方が現れ、搭乗口まで案内いただきました。これには少し驚きました)

 私は全く耳が聞こえないわけではないので、搭乗口までの案内で大丈夫ですよ、

 とお伝えして通常通り一人で搭乗しましたが、

 座席につくと客室乗務員の方が来られて、「耳が不自由である」ことが

 きちんと伝わっているんだな、ということがわかるとても安心感のある対応を

 いただけ、久しぶりの海外旅行かつ初めてのビジネスクラスということもあり

 緊張していたのですが、緊張がほぐれました。

 こういうおもてなし的なところは、日本ならではかもしれません。

・機内食のカトラリーやお皿、ドリンクのグラス類が、ちゃんとしている

・機内食以外にも小腹が空いたときなどに随時オーダーできる軽食類が充実

・ドリンクの種類も豊富(アルコール・ノンアルコールともに)

・座席はフルフラットで快適、THE Roomの場合は、上部は開いているものの、

   個室のように、扉を閉めることができるのでプライベート感あり

・広さは申し分なし

・アメニティグッズ、ミネラルウォーターなどがあらかじめ置かれている

 

フルフラットは、長時間のフライトにはとてもありがたかったのですが、

往路は正直なところ、気流による揺れなどはそのままダイレクトに伝わるので

フルフラットでも揺れるものは揺れるなあと思いました。

ただ、エコノミーのときのように、ネックピローなどを持ち込む必要もなく

荷物が減らせたので、そういう面でもありがたかったです。

ビジネスクラス自体は埋まっていた印象ですが、

深夜発の便ということもあってか、ファミリー層は少なく、静かでした。

そして、ビジネスでは日本人はほぼ見かけず、

アメリカで降りて入国審査で並んでいるときに思いましたが、

全クラス合わせても日本人がとても少なかった印象です。

(Non-US Citizensのレーンに並んでいる人自体が本当に少なかった)

 

あまり写真を撮れていませんが何枚か機内で撮った写真を。

 





















 

金曜夕方まで普通に勤務して、

終業後〜翌週一週間は休暇だと周囲には伝えていたのですが

チェックイン後、ラウンジでTeamsとメールを開くと、

休暇だって言ったはずなのに?? と思わず嘆きたくなるような量のチャットやら

何やらが来ていて、

ラウンジでシャンパンを飲みつつフードをつまみながらスマホ片手に仕事をすることに。

(さすがにラップトップは自宅に置いていく、と宣言していました)