以前より、

歯というか口内環境を良いコンディションで保つために

歯医者の定期検診(+歯石除去)などには

3ヶ月に一度くらいは行くと良い、とここでも勝手に推奨している私ですが、

ホント、とりあえず、

 

不調があったら(おかしいなと思ったら)早めに病院に行く

 

は大切にしたほうが良いかなと改めて思いました。

 

私はもともと近視と乱視で目は悪く、

最近、稀にパソコンや本の細かい文字が見にくい時があるな、と思っていて

疲れ目か、近視とはいえ老眼かな…?と思っていたのですが、

昨日たまたま天気がいい中で外を歩いていたときに、

道路の看板ってこんなに見にくかったっけ…?という違和感を持ちました。

青い、行き先を示す看板の文字が、こうくっきり見えないというか。

距離があるものが見えにくいという違和感はこれまであまり感じたことがなく、

乱視が悪化したのかな、と思っていたのですが、

午後、出先にいるとどんどん右目が乾いているのかゴロゴロするというか不調な感じに。

ソフトコンタクトレンズが欠けているときなどに感じる

不快感のような感じといえばわかっていただける方もいらっしゃるかもしれませんが、

痛みなどはないもののかなりストレスを感じる状態で半日過ごし、

夜になって、帰宅してコンタクトレンズを外してみても、レンズに異常はなく、

おかしいな、と思って何気なく鏡を覗き込んだ時に、

左目の瞳孔が開いて大きくなったタイミングで、右目の瞳孔が小さくなっていき、

左右の瞳孔の動き方が異なるという状態がそれからしばらく続きました。

光の加減…?と別の部屋で見たりもしたのですが、

常に左右差があり、どんどん不安になり、とはいえ、夜でもう病院も閉まっている時間で、

どうしたものか、と思いました。

 

目は、放置すると失明が進む緊急性が高いケースもあるので、

(救急車を呼ばず、一晩様子を見た結果、

失明に近い状態になった事例も知っています)

一応、自分なりに、片目ずつ物を見て視野に欠損がないか、などは確認して、

とりあえず欠損はないし飛蚊症がいきなり悪化しているということはないので

大丈夫かな?と思いつつも、

両耳が聴こえないと、視覚もなくなるかもしれない、というシチュエーションはかなり恐怖で、

色々ネットでも調べても完全に不安を解消できず、

とはいえ、夜間もし救急車などでどこかの病院にうまく運んでいただけたとしても

眼科の先生がいる確率は極めて低いだろうということも予想がつき、

しかも、コロナ禍の状況なので、

救急隊の方々に負担をかけるのも…ということで、

初めて、

 

#7119

 

を利用しました。東京都内のみかな?と思いましたが結構あちこちで運用されて

いるようです。

 

救急車の適正利用〜救急安心センター事業(♯7119)〜(総務省消防庁)

 

コロナということもあり繋がらないかなと思ったのですが、

何度かかけてみると割とすんなり繋がりました。

 

看護師さんにご対応いただけましたが、

ものすごく安心感のある対応で、気持ちが軽くなりました。

きっとコロナ関係など多くの相談があり、

ストレスフルなお仕事だとも思うのですが、

流れ仕事という感じでもなく、有り難かったです。

お礼を言って電話を切りました。

無料でこういった形で相談を受けていただけるのはありがたいシステムです。

 

・痛みがないか

・かゆみがないか

・涙や目やにが止まらないということはないか

・視野の欠損はないか

・充血がないか(普段より充血がひどいということはないか)

・からだにしびれはないか

・吐き気や頭痛はないか

 

などを確認されました。

通院は明日で良いと思うが、眼科にはかかってください、

ただ、夜の間に痛みが増すなどがあれば再度連絡をください、ということで

看護師さんとの会話でかなり気持ちは軽くなったものの

一睡もできずに病院に行ってきました。

 

結論を先に書くと、

不調の右目は、白内障の兆候がある、ということでした。

実際に検査で撮影した私の目の写真を見ながら説明いただいたので

とてもわかり易かったのですが、

左と比べるとたしかに右目の瞳孔のあたりが少し白くなっていました。

血管なども左に比べると薄く見えると言うか、

靄がかかっているように見えました。


しかし、白内障…

アラフォーだと無縁だと思っていたのでショックだったのと、

いやいや、緑内障や網膜剥離など失明リスクがあるようなものではなくて

良かったのではないか?等々

様々な思いが去来しましたが、

先生曰く、

 

・アトピー性皮膚炎の方は早くなりやすい

・ステロイドを使っている場合も同様

 

とのことで、

あああ…、どっちもどんぴしゃで当てはまってますよねー、と思いました。

(私は子供の頃に酷いアトピーで、思春期の頃に一度治りましたが大人になって

再発して、目立たないレベルではステロイドは、手放せません。)

先生も、アトピーやステロイドのケースをはじめとして、

20代、30代からでも白内障になるケースはある、と説明をされていましたが

帰宅後にネットで色々見てみると、10代からというケースもあるようです。

 

白内障の(白内障は治らないので進行を遅くするためのもの)目薬はあるそうですが、

先生によると

 

・劇的に効くかというとそういうものではないので、処方しなくても良いと思う

 

ということで、

専門医の先生の判断でしたし、

初診で伺った病院でしたが、Google Mapの評判通り、スタッフの方々の対応も先生の対応も

素晴らしく、信頼に足るものだったので、先生の判断に従い、

 

・紫外線には気をつけること

 

を注意点として聞き、お会計を済ませて病院を後にしました。

手術することになりますか?とお尋ねしたところ

今はまだ十分視力も出ているので、必要ないとのこと。

検査もしっかりしていただいた上での判断だったので、安心しました。

また、経過観察として、

3ヶ月に一度くらいは検査すると安心、ということでした。

そこまでのスパンではなくても、おかしいなと思ったら来る感じでも良い、とのこと。


お会計はジャスト3,000円。もう少しかかるかなと思っていたのでこちらもホッ。

(瞳孔の件は謎でしたが目の動き、瞳孔の動きも問題なく、眼圧や眼底にも異常無し、

瞼などの動きで瞳孔の動きが変わることもあるので、ということでした)



そんなわけで、

何事も、早期発見は大事だなと改めて思ったのと、

コミュニケーションの取りやすい病院、お医者さん、というのはありがたいなと

感じました。

(そちらの病院の先生の取材記事が受付にあったので待ち時間に読んでいたのですが

難聴者の対応にも慣れていらっしゃることが書かれていて、

私も受付で、「難聴なのでキーワードなどを紙に書いていただきながら説明して

いただけるととても嬉しい」と予め書いて用意していた付箋を問診票に貼って

お渡ししていたのですが、

もうびっくりするくらい(こんなの初めて、というくらい)快適で安心感のある

診察を受けられて、

そういった意味では白内障自体は年齢的にとてもショックではありましたが

このタイミングで見つかったことと、

良い病院を通える距離に見つけられたことは

とても幸運だったのではないか、と思うことにしました。

 

ちなみに

白内障の原因となる水晶体もそうですが

歯と同様、

人体には、一度病気になると回復しないもの、治せないもの、というものが少なくないことを

今回実感しました。

もちろん手術などで機能を補ったりすることはできますが、

水晶体も歯もそれ自体が、元の問題がない状態に戻るわけではない、のですよね。


医療の技術は日進月歩、昔治らなかったものが治るようになったりしていて素晴らしいですが

だからといって、健康管理をおざなりにしても良いということではない、ということ、

改めて実感した次第です。


そして何より早期発見が重要ですね、

人間ドックも万能ではなく、たとえばがんなどでも

人間ドックを毎年受けていても見つからずあっという間に進んでしまう病などがあることは

否定できませんが、それでもきちんと検査を受けるのは大切かなと思いました。


私も今回直近の人間ドックの検査結果を持参していったおかげで

眼圧の推移を確認していただける材料になりましたし(直近3年の結果と変わらず)、

 

何も無ければ万々歳、

何かあっても早く気付ける

 

ということからやはり人間ドックは受け続けようと思います。

会社では健康診断と人間ドックは選択制ということもあり

同年代の同僚や、あと身近な友人たちでも人間ドックは受けていない人が結構多いですが

個人的にはおすすめしたいです。

女性の場合は乳がんなどの検査を定期的に受けたほうが良いとも思いますし、そういう意味でも。

 

そんなわけで、健康の重要性についてというお話でした。

 

今回調べたので英語も書いておきます。

(TOEICにはまず出ないでしょうが)

 

緑内障 glaucoma

白内障 cataract

網膜剥離 retinal separation, retinal detachment(detachmentだと剥離のニュアンスで分かりやすい)

     ちなみに網膜はretinaです。retinaディスプレイのretinaって網膜のことなんだ、と

     以前ボキャビルをしていた時に思いました

眼科 ophthalmology

眼科医 ophthalmologist

 

老眼 presbyopia, old sight(そのままですね), 

近視 myopia, short sight

遠視 hyperopia, long sight

乱視 astigma, distorted vision(しっくり来ますね)

 

それではまた。