長らくお待たせしました。

2月に入り、ようやく決着がついたので、続きを書くことができます。

 

イタリアから届いた、アンクルブーツ。

箱を開けるとメッセージがついていたり、

どういう仕掛けなのか1ヶ月経過しても良い香りが漂ってきます。

(これは日本で何度か買っていても未経験でした。本家のみ?)

 

 

 

 

 

 

前回、送料を除いて日本円で約30,000円、

と書きましたが、

カードの明細を見てみると、€282で、37,461円となっていました。

1€=132円。

関税と消費税でこの他で 5,000円払っているので、トータルで42,000円ちょっとというところ。

日本では、色違いが46,000円台で販売されているので、

まあ日本で買うよりほんの少しだけ安い、という感じでしょうか。

革製品の関税は結構かかります。

 

やっぱり、日本未発売の黒にしてよかった!と感動したのも束の間…

奥に入っていた左の方に、scratch発見。

 

 

ショックを受けつつ、いや…、まあこの程度なら何とかシューケアで目立たなく

できるかな…?と思っていたら、

同じく左の外側にこれまたscratch発見。

scratchが2つでscratches…

 

 

orz....

 

ラスト1足を買ったのはわかっていたので、

交換は不可だろうなあと思いながら、写真を添付してメールでコンタクトを取ってみました。

イタリア基準だとこの程度だと良品の範囲内、と言われる可能性もあるかな、と思いましたが、

クイックなリプライに、"defects"ときちんと書かれていました。

その後のやり取りでも、"oversight”と認めていたので、

このくらいの傷でも、日本人は細かいから気になる、ということではなく、ダメージと認められる

ようです。

 

さて、ダメージだと認めてもらったところで、ここからが本題。

正直なところ惚れ込んだブーツではあるので、

返品はできる限りしたくない、かといって交換は不可能(これはメールでも確認済み)。

 

商品を褒めちぎりつつ、

私としてもできる限り返品はしたくない、

日本のファビオルスコーニはおそらく販売権を持っているだけで別会社だろうなと思いながらも

「例えば日本の販売店でリペアできないか?」

と確認したところ、

やはり、それ自体は無理なようで、

代わりに、修理のキットを送るために準備をしている(必要なアイテムを各所から集めている)、

とリプライがありました。

 

とはいえ、そのキットで傷が目立たなくなる、あるいは完全にカバーできる保証はないので、

送ってくれるというそのキットを試してみて、ダメな場合は返品可能か、という

確認を取ってみました。

その場合は、もちろん返品を受け付ける、ということで回答があり、ひとまずキットの到着を

待つこととなりました。(発送の連絡があるまで一週間弱かかり、途中で状況を確認すると、

まだアイテムを集めている最中、ということでそんなにいろいろな物を集めているのか…?

何が送られてくるんだろう…と思いました)

 

なお、

Express shipping(デフォルト)で結構高い送料を払ったにもかかわらず、

私は受け取ってすぐにブーツを履くことができずにいる、それについての補償は何かない?と

調子に乗って聞いたところ、

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so to apologize for the inconvenience, 

we ask you to accept this XX% discount coupon to use 

for the new upcoming SS22 collection.

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新作の購入に使えるVoucherを発行するよ、と連絡が来ました。

出た…!Voucher!

ここはTOEICの世界ですか?と(笑)

海外だと次回向けのVoucherを発行するのが一般的なのでしょうか。

 

とりあえず、お詫びに、次回使えるようにバウチャーを発行するよ、という話が出てきたのですが、

あいにく、私は普段、同ブランドの商品を日本で購入でき、

今回はたまたま日本未展開の色がどうしてもほしい、という状況で

イタリアから購入したに過ぎず、気持ちは嬉しいけどせっかく発行してもらっても、

利用機会がなさそう、と伝えました。

 

次回に続きます。(あと2回くらいで終わります)