今週は、月曜に、半休を取り、更新したパスポートを受け取りに行ってきました。
コロナ禍の中とあって、申請も受け取りもスムーズでした。
パスポートの更新期限が今月切れることは前々から認識していたのですが、
更新したところでしばらく海外には行けないこと、
費用も、更新でも新規でも変わらないので、
また海外に行ける目処が立ったら作り直せばいいのでは、と思っていたのですが
謄本やら住民票が新たに必要になることに気づき、
やっぱり面倒だなと思い、更新を済ませてしまいました。
(※本籍が北海道にあるので、謄本を取り寄せるのが手間)
 

 

あと、今週は、かれこれ6年以上のお付き合いになるエージェント企業さんと

定期面談(近況アップデートと案件紹介)があり、

また色々とキャリアについて考えるきっかけになりました。

 

私は転職回数が3回あり、

転職に関して周囲から相談を受けることも多いのですが、

勧めていることが2つほどあり、

・今すぐ転職をするわけでなくても、エージェント企業やヘッドハンターと付き合いを持つこと

・自分の職務経歴書は1年に1度はアップデートすること

をすすめています。

 

リンクトインやビズリーチなどに登録しておくと、

オファーが来ることやヘッドハンターから連絡が来ることがあります。

また、エージェント企業さんは、最終的には転職してコンサルフィーを得ることが目的でありながらも

キャリア形成の相談に乗ってもらうこともでき(客観的な意見をもらう)、

餅は餅屋、やはりその業界の最前線にいる人たちに転職市場の状況を確認したり

ある程度自分で方向性を決めた上でも、プロの目線ではどうか(賢い判断か悪手か)、など

やりとりの中で新しい気付きがあります。

時間をかけてコミュニケーションを積み上げることで、より自分の希望に近い案件を紹介してもらったり

することもできるようになるので、

エージェント企業のコンサルタントさんやヘッドハンターとは接点はあるにこしたことは

ありません。(あと、職務経歴書や履歴書のアドバイスももらえます。)

 

職務経歴書は、

いざ転職を考えたときにまとめて書こうとするとものすごく苦労します。

記憶が残っているうちに、少なくとも1年に一度は自分の一年間を棚卸しして、

アップデートしておくと、いざ必要になったときに慌てずに済む(かつ、更新も短時間で済む)ので

おすすめです。

応募したい企業があって、職務経歴書を作っている間に、他の候補者が駒を進めてしまい、

募集がクローズになるケースもあります。

すぐに動けるように準備しておくのが吉です。

私は異動したタイミングなどでもアップデートしています。

 

なお、書類作成に関しての注意点としては、

・経歴や実績に嘘は書かない、盛らない

・定量的に成果を書けるものは定量的に書く(売上目標を200%達成、などはわかりやすい例)

 定性的なものについては、仕事の結果、社内外にどのような影響・変化があったのかを書く

・形容詞や副詞はできるだけ排除し、あくまでも事実を端的に書く(文型で言うところのSV)

・失敗した仕事は、そこから何を学び、その後にどう生きているのかを書く

・離職の理由にネガティブなことは基本的に書かない(パワハラ、セクハラ、人間関係etc)

あたりでしょうか。


ちなみにこれは、

先日私が社内で受けた昇格試験で提出したテンプレート(評価、実績や抱負などを書くもの)

でも同じことを意識して書き、提出前に直属上司にチェックをしてもらった際、

一発OK、太鼓判をもらいました。

同じことを書くにしても書き方、見せ方は工夫できるので、

失敗を振り返り、次に生かそうとするスタンス、

ポジティブな姿勢を見せると印象が良いです。


盛りたくなるのも理解できますが、

実力とかけ離れた盛り方をしたとき、

めっきがあっという間に剥がれて、

信用を損ねることになりかねないので、

これもおすすめはしません。

過度な誇張ではなく、

物は言いよう、の範囲なら許容範囲とも思いますが、

自分の首を絞めます。

(レベルの高いことを要求されたりします)

ちなみに私は一貫して盛ってません。

 

ちょっと脱線しますが、

現職の企業で人事部で中途採用をされている上の方のポジションの方とやり取りがあるときに

聞いた話によると、

入社する際に職務経歴書や履歴書に虚偽の内容を書いて選考を受ける人って、

多くはないものの、一定数いるそうです。

でも、バレるそうです。(そして、落ちる)

会社によりけりですが、リファレンスを取るケース(外資に多い)もあったりしますが、

そうではなくても、選考の過程でいずれにせよバレるケースが多いとか。

(一番多いのは在籍期間が短い職歴を記載せず、直前や直後の会社の在籍期間を引き伸ばして

転職回数を少なく見せるパターンだそうです)

 

転職回数が多いことはマイナスに見られることが多いのは事実ですが、

その理由がしっかりしたものであれば、きちんと見てくれる企業があるのは間違いありません。

(私の場合、2社目と3社目を半年・半年で離職しているので、いくら理由がしっかりしていても

やはりシビアに見られるケースは多くありました)

 

このブログを見て下さる方で、

私が苦労知らず、

順風満帆な会社員生活を送っていると思われている方がもしかしたらいらっしゃるかも

しれませんが、とんでもない、私、今の会社に入る際、書類選考は100社以上落ちています。

難聴だ、とまだカミングアウトしていない時点でこれですから、

もう、自信を完全に喪失したり、ネガティブな感情で一杯になったことも何度もあります。

まあ、そこから色々と運が向いてきたり良い出会い(会社や上司、同僚)に恵まれ、

今がある、という感じですが、

近年、

ようやく色々なところからオファーを頂いたりできるようになったかな、という感じです。

ですが今でも書類では結構落ちます。

 

また余談ですが

書類の通過率は(弁護士や公認会計士などの難関資格を持つ人を除く)、

一般的に、応募者全体の1割弱らしいです。

なので、書類で落ちるのはあまり気にしなくても良いそうです。


あとは、やはり一人で転職サイトなどを見て応募して日時調整をして、

選考の準備をして…というのも大変なので、

伴走してくれる存在としても、個人的にはエージェント企業さんの存在はありがたいかなと思います。

(内定いただいた際は、年収など条件面の交渉をしてくれて、より良い条件を提示して

もらえることも多いです。

また辞退する場合にも間に入ってもらえます。)

 

そんなわけで、回し者っぽいですが、

転職を考える方で今までエージェント企業を利用したことがないな、という方で

興味を持たれた方がいらっしゃったら、

エージェント企業ランキングなどでどんな企業があるのかなどを確認しつつ

登録をしてみるのもよいのではと思います。

 

注意点が一つ。

既に利用されている方は百も承知だと思いますが、

エージェント企業によって強みが違うので、目指す業界や職種、強みを持つ年齢層

などを確認して登録するのが良いと思います。

あと、別に一社に絞る必要はないので(とはいえ数が増えると色々面倒)、

二〜三社くらいまでの間でコンタクトを取ってみるのが個人的にはおすすめです。

たとえばコンサルティングファームを目指すなら、絶対あそこだ、というような

エージェント企業があったりするので、

そのあたりは情報収集をしてみてください。

 

最後に、よく、

・転職が決まってから会社を辞めるべきか

・会社を辞めてから転職活動をするべきか

という話が話題に(?)なりますが、

これ、私は絶対前者が良いと思っています。自分自身の経験からもそう思います。

ただし、現職企業でもうひどいパワハラ受けているとか、勤務を続けたら心身の

健康を損ねてしまう、というような状況の場合は、

会社を辞めてからの転職活動でも已む無しと思います。


理由は単純、

転職市場もなまものなので、辞めたタイミングでいい流れが来ているとは限らないことと

完全な自己都合で辞めた場合、失業給付を受けられるようになるまで数ヶ月時間がかかるので、

(しかも一般の受給者は給付を受けられる期間が会社都合の場合などに比べて短めです)

転職活動が思うように進まないと、貯蓄が減ったり、経済的なプレッシャーで精神的に

結構キツい思いをすることがあるためです。

 

現職の会社にバレないように転職活動をするのが難しい、という話も聞きますが、

中途採用の場合、当然、人材を募集している会社側も、候補者が働いていることは承知している

ので、定時後以降の時間帯に面接が組まれるのが普通です。

(私は今まで数十社面接を受けていますが、

普通の平日の時間帯に仕事を休んでまで面接に来い、という会社は見たことがありません)

 

そんなわけで収入は確保した上で腰を据えて転職活動をする(種蒔きはしながら)のが

個人的にはおすすめです。

 

ではでは今日はこんなところで。