普段本を買うのはもっぱらAmazonが多いのですが、

リアル書店に行くのも結構好きです。

隔週に一度くらいの頻度で、リアル書店に行きます。

 

平積みになっている本を眺めたり、陳列のジャンルの分け方、等、

いろいろな書店で比較してみるのも面白いですし、

何よりAmazonだとレコメンドされないような本がリアル書店ではアンテナに引っかかってきたりします。

また、ジャンルごとに並んでいる本をざっと俯瞰できるというのはリアル書店の強みではないでしょうか。

(Amazonの場合、購入履歴や、似たような傾向を持つ人が購入している本からレコメンドや

サジェストをしてきますが、それ以外のところに良い本があっても、それを知ることが困難)

 

余談ですが、私は書店に行くとほぼ100%の確率でお腹が下ります。

これ、ずっと、気のせい(たまたま書店にいるときにお腹が下った)だと思っていたのですが、

大人になってからある時ネットで調べてみたところ、

同じような方が世の中には結構いらっしゃるそうです。

インクの臭いが原因で腹痛や下痢を催すという説もあるようですが…、

完全にはメカニズムが解明されていないようです。

 

しかし、本屋に行くまでは毎回そんなことはすっかり忘れているので、

行ってから、毎回焦ります。

すみません、そんな話はどうでもいいですね。

 

今回、シルバーウィークに合わせて帰省を計画していたのですが、

少し前に、私の地元で、東京から帰省した方が陽性になった事例があり、

道内の他地域も同様のようですが、我が地元もかなりピリピリしているようです。

GW、7月と計画していた帰省がNGとなっていて、今年は一度も帰省できていないので、

なんとしても今月は帰りたかったのですが、実家からも今は帰って来るな、と言われたので、

帰省は見送り、

代わりに、チケットの復路の旅程と日にち(繰り上げ)を変更して、

有給を使って長年住んでいた札幌に3泊の予定でshort tripをしています。


東京はGo To Travelからも外れており、そもそも、2月くらいから遠出は控えているのですが、

気分転換もままならないうえ、在宅勤務が長くオンオフの境目も曖昧になってきているので、

このままだとメンタルをやられそうだな、というところまで来ているので、

行動や感染予防など、最大限気をつける前提で、

旅行を決行しました。

なお、年2回くらいの貴重な機会ではありますが、

札幌の友人たちには医療従事者が多いので、

今回は誰とも会わないようにしています。

 

そんなわけで、10年以上住んでいて、知り尽くしている札幌市中心部。

帰省のたびに必ず複数の書店に寄ります。

札幌市内の中心部に大きな書店は何店かあるのですが(ジュンク堂、紀伊國屋、三省堂)

私が好きなのは品揃え、陳列、ダントツでジュンク堂です。

誰得?な情報ですが、東京でもジュンク堂が一番好きです。

特に、語学系の本を探しに行くならジュンク堂一択です。

 

というわけで、札幌滞在二日目の本日、ジュンク堂に行ってきました。

前回年末に訪れたときから売り場の配置が変わった気がします。

(以前、語学は地下1階だった気がするのですが、2階になっていました)

これに伴い、TOEIC関連の本の見せ方は以前よりちょっとイマイチになってしまった印象を受けました…

(シリーズものが揃って並んでいなかったり、結構売れているはずの本が、棚に表紙をこっちに向けて並んで

いる感じではなく、他のマイナーな本と一緒に並んで背表紙がこっちを向いていたり、

もったいないなあ、と感じたケースも。あと、個人的に600点までは見せ方が気合入っている感じでしたが

700〜はそうでもない、というか、見る人いるの?みたいな、やや雑な陳列になっているというか、

微妙な温度差を感じました)

 

今回、TOEIC関連で目をつけていた本が何冊かあったので、

パラパラめくって、でも、それほど響かず購入には至りませんでした。

それでももし、買うとしたらこの辺でしょうか。

 

 

 

 

濱﨑先生は割と好きです。

このブログで何度か書いていますが、個人的に私には大里さんは合わないようです…。

(ここ数日も解いていてボロクソに批評したい本が1冊あるのでこれはまた別の記事で。)

 

特急シリーズを執筆されている先生であったり、

TOEIC関係で有名な先生たちが何人かいますが、

全員が全員、自分に合うとは限らないようです。

いくら、当人が毎回満点取っていても、良い選手が良い監督になれるとは限らない、

というのはまさにそのことなのではないかと。

 

バイネームを出すと、

私の場合は、わかりやすい、良い本が多いと感じるのは、

TEX加藤先生、加藤優先生、花田徹也先生、神崎正哉先生、藤枝暁生先生、濱﨑潤之輔先生、

関先生、中村澄子先生、あたりでしょうか。

逆に合わない先生は大里さん。(2冊持っていますが、編集者が悪いのか?本がイマイチなケースと

中身がイマイチなケースあり、

懲りたので大里さんの本は多分もう買いません。)

本によるかな、というのは森田さん。あんまり好きじゃないなあ、と思ったり思わなかったり…

 

とここまで書いたところでAmazonを見たら、

なんと個人的にファンの藤枝先生の新著が明日発売になるようです。

(今日が前日にあたりますが、ジュンク堂では見当たりませんでした。

札幌は、雑誌なども含めて入荷が本州より遅れることが多い気がします)

 

 

ボキャビルはかなり他でやり込んでいるので、

あえて単語系の特急を取り入れるか?どうする?という感じなのですが

(TOEIC向けのボキャビルはもうしないつもりです。

したがって、ボキャビル系のテキストはよほどのことがない限り、買う予定なし)

藤枝さんの本ならまず中を見てみたいです。

 

で、これとは別に今日惹かれた本はこちらの3冊。あ、TOEIC関係ないです。

 

 

 

 

スペイン語の2冊は購入予定です。

この日常表現2900シリーズは英語にもありますが、私はどちらも持っていて、

結構使っています。(ビジネスの方はそこまで活用していませんが)

 

 

 

勉強もしていないポルトガル語の本がなぜここに紛れ込んでいるのかというと、

ジュンク堂でスペイン語の隣の棚にあったので目についたのと、

スペイン語とどの程度似ているんだろう?と思いながらぱらぱらページをめくっていたら、

ブラジルで話されるポルトガル語と、ヨーロッパで話されるポルトガル語が、

きちんと併記されているんですよ、会話ごとに。これ、素晴らしい仕様だなと思いました。

(ちなみにスペイン語も、南米で話されるスペイン語とヨーロッパで話されるスペイン語を

併記しているパターンの本もありました)

 

英語もUSとUKで綴りが違ったり発音が違ったり(豪も発音は明らかに違う)、

同じ言語でも地域によって差異がありますが、

これは英語に限ったことではないんですね。また一つ勉強になりました。

 

スペイン語とポルトガル語は結構近いので、

スペイン語をある程度(英語で言うところのTOEIC800レベルくらい)使いこなせるようになったら

ポルトガル語も少し学んでみたいと思っていますが、

それ以前に、使用人口はさほど多くないものの、ドイツ語というのもありなのか?と。

私は大学のときにドイツ語を取っていたのですが、ろくに文法などは覚えていない割に、

会話本を開いていると、ドイツ語は非常に自然にスッと入ってくるなあと感じました。

 

ドイツ語版もあります

 

本屋に行くとお腹がグルグルしはじめたり、

下るのが辛いところですが

やはりいろいろな棚をぐるぐる回っているとワクワクしますし、

Amazonは必ずしも新刊をサジェストしてくれるわけでもないので、

あ、こんな本出てたんだな〜とか、

いろいろな発見があって面白かったり、

あとは何より、本屋で見るのはだいたい語学本かビジネス本か資格取得関連なのですが、

そのエリアで本を真剣に選んでいる人達を見ると、

自分も背筋が伸びるというか、

自分も頑張らなくちゃなと思えるので、そういう意味で奮起のきっかけにもなります。

 

Amazonが益々伸びると、リアル書店はなくなるのではないか?という意見もありますが、

私はリアル書店はリアル書店で残って行くと考えています。

Kindleをはじめ電子書籍の使い勝手は現状では全然満足が行くものではなく、

使い勝手は今後向上してほしいな、そしたら電子書籍ももっと使うな、と思う一方で、

やはり紙の本が純粋に好きだというのもありますし、

上に書いたように、少なくとも今の時点でAmazonではできないことをリアル書店は提供している

面もあるので、棲み分けができている、と思います。

 

そんな感じで本屋が好きな人間なので、

今春の緊急事態宣言周辺で書店に行けない日々はものすごく辛かったです。

(近所に営業している書店はありましたが、品揃えが…)

 

もっぱらネットでのみ本を見ているという方はたまには書店に行かれてみてはいかがでしょうか。