さて、8ヶ月ぶりのTOEIC二日前となりました。

ここ2年ほど風邪も引かず体調にも気を遣って暮らしているのですが、

今週一週間は原因不明の体調不良(頭痛と吐き気と背中痛と息切れ)に見舞われ、

思うように勉強が進んでいません。

※毎日更新、というタイトルの記事がここのところ更新されていないのは、

 1記事あたりの上限文字数をオーバーしてしまい、追記が困難であるためです。

 

本日は金曜日、

在宅で仕事を終え、

今日こそは、と、18時すぎに、仕事を片付けて家の近くのカフェに。

スタバのように、ドリップならレジでお会計をしながらコーヒーを受け取ることができる

お店なのですが、

コーヒーをオーダーしてお釣りをもらい、

とても感じのいい店員さんだなーとお釣りを財布にしまいながら確保した座席に戻り、

バッグに財布をしまい、座席に座ろうとしたら、

店員さんが追いかけてきて、コーヒーを渡してくれました。

※お会計時にカップはすでに台の上にあったのに、お釣りに気を取られて忘れました。

 

なんということでしょう…

人生何度目の、お釣りをもらって買った物を忘れた事件なのか。。。

(そして、コーヒーを笑顔で渡してくれた店員さんはやっぱり感じ良くて惚れそうになりました。)

しかもしょっちゅう行っているのに加え、今日に限ってレジの近くの席のカウンターだったのもあり、

アラフォーにもなって、未だ生き恥を晒しながら生きてるわー、と思いました。。。

 

しかし、事件はそれだけでは終わらず。

テキストをパラパラとめくり、問題を解きながら、

ふと、今日の英会話レッスン、23時くらいだったかな?と考え、

スマホで「予約しているレッスン」の画面に入って、息が止まりました。

まさかの開始7分前。リスケしようにも30分切ってるからキャンセルできません。

(※DMM英会話はレッスン開始30分前までキャンセルができますが、

30分を切ると一切の変更ができなくなり、受講できない場合でも当日のレッスン枠が消滅します)

 

というか、えー、いまパソコン持ってない…!

軽く、パニックに。

というのも、DMM英会話(オンライン英会話全般に言えそうですが)は、

パソコンでないとかなり受けにくいのです。

フリートークならまだいいのですが、今日の場合は教材を見ながら進めるレッスンだったので、

教材をスクロールするのも大変な上、スマホでチャットはかなりしんどい。

そしてスマホを手に持ったままだと大変。メモ取ったりもできません。

チャットもできて、講師と自分の映像を見ながら教材も表示できる、パソコンがベストです。

ふと目の前のカップに目をやると、先程受け取ったばかりのコーヒーもまだなみなみです。

コーヒーの残量を見て、ダッシュで帰れば間に合うだろうか?という選択肢も、消滅。

 

歯の着色汚れを避けるために、コーヒーをオーダーするときには、

水を一緒に受け取るようにしているのですが、

その、水の入ったコップをスマホの背もたれにして、スマホを固定、

幸いBluetoothのヘッドホンを今日は持ち歩いていたので、

恥を忍んでカフェで英会話レッスンにJoinです。

しかもそんなときに限って初めての講師。

「自己紹介はしないで即レッスン希望ね?」と予約時のメッセージを確認した講師が

冒頭で確認してくれたので、

 

"I mistakenly choosed this time slot.

   Now, I'm at a cafe, so I speak small voice.

 Let me introduce myself in the next lesson !”

 

*small voiceは間違い。

 小声で、と言うのは、in low voicesか in a whisper、in an undertoneが正しそうです。


と最初にぱーっっと事情を話したら、笑顔で、状況は理解できたわ、と返せてもらえて良かったです。

そんなわけで、どんな罰ゲームだ、と冷や汗いっぱいかきながら小声でレッスンを受けましたが、

流暢に話せるほどじゃない上、周りにはそれなりに人がいるしで、非常に恥ずかしかったです…。

 

教訓

レッスンの時間は出かける前に必ず確認しましょう。(カレンダー登録は怠るタイプ)

それにしても、やはり、せめてiPadを持ち歩かないとレッスン時間を間違えた時に悲惨だなぁと

思いました。。。

 

そして今日新たに思ったのは、

難聴だろうとなんだろうと、私はやっぱり英語が好きで、

突発的に外で英語を使わないといけないときに、

たとえヘッドホンをしてのレッスンだとしても、涼しく綺麗な英語でコミュニケーションを取れる

ような人間になりたいな、ということでした。

 

今日のレッスンのテーマは、

「英語を教える」というものだったのですが、

"Do you want to teach English someday? Why? Why not?"

(いつか英語を教えたいと思うか? それはなぜか?)という問に対し、

私は、頭を絞って、

 

"I love English and learning foreign languages.

 But I'm hard of hearing, so it's difficult to talk without headphones.

 I have struggled to learn English.

 Some day, I would like to teach English voluntarily to disabled person same me.

 I have a lot of enthusiasm !"

 

*voluntarilyは正しくない使い方をしています。

*disabledはあまり好きではない表現なのですが、このとき他の表現が思い浮かばず

 仕方なく使っています。

 

とささっと即答して、

ああ、そうだ、私がやりたいことってそういうことで(もともと障害者を対象としたビジネスでの

起業を考えていました)、私がなりたい姿って、そういう姿だ、と感じました。

 

難聴だからできない、と諦めたくない。

自分が、「難聴でも英語ができるようになるんだ」という光になりたい。

勉強を始める前に、耳が悪かったら第二言語以降の習得なんて無理に決まっている、

とあきらめている人の力になりたい。

お前が代弁者であるかのように語るな、と言われてしまいそうですが、

難聴者は本当に日々色々苦労をしながら生きています。

私の場合でも、笑われたり、いろいろなことを諦めたり、誤魔化しながら生きてきました。

五感の一つ、大多数の人に当たり前の人に備わっている機能が欠けている、

十分に機能しない、というのは、おそらく健常者の方が想像できない世界だと思います。

そんな中で、難聴ゆえに、得意になったこと、身につくスキル、

というのも難聴者にはあるのではないか、と思います。

実際、難聴の方って、いいところもたくさんあると思います。

頑張り屋だったり、独立心が高かったり、気配りが

人よりできたり。

健常者より得意なこともきっと、あると思います。

なので、ただでさえ、いろいろなことを諦めている人たちの希望になりたい。

確かに耳を使うという一番苦労を伴うところで何かを成し遂げるのは大変ですが、

その苦労とうまく付き合っていく中で得られるものもものすごく大きい。

実際に経験してみて、何にも代えがたい喜びだと私は思いました。

 

流暢に話せない、あれができない、これができない、と言いながら、

2年前では考えられなかった、"英語を話している自分”が、

今、現実に、そこに存在するのですよね。

 

5年前に今の会社に転職したばかりの頃、

グローバルの経営会議をheadquartersの経営企画の一員としてアレンジしていたのですが、

アメリカとヨーロッパ駐在の同僚たちが、複数人で組んで、交替で会議の同時通訳をしていたのを目の当たりにして、

interpreterを外注しなくても成り立つんだなぁ、雲の上だなぁ、

世の中にはこんな人たちがいるんだなぁと当時自分とは無縁の世界だと思いました。

 

多少なり、英語ができるようになって、

雲の上、ほどの差は感じられなくなってきています。

 

以前、英語の勉強を始めたばかりの頃、

my bossに、「ビジネススクールのクラスで、既に在学中に履修したクラスを英語で受けてみたらいい勉強になるんじゃない?」

と言われたことがあり、

当時、そんなの無理に決まってる、と思ったものですが、

2年経ったいまなら、あれ、別にイケるんじゃない?と思えるようになりました。

 

難聴で同時通訳、は難しいですが、

イヤホンがあればできることがやや増えます。

英語、第三言語が今よりもっとできるようになれば、

今よりもっとできることが増えると思います。

 

夢は夢のままではいけない、叶えてこそ夢だ、と言ったりしますが、

努力は必ず結果というか新しい自分を連れてきてくれる、と思います。

少し前のブログに「初心に返る」という内容の記事を書きましたが

私も、今日のレッスンを経て、初心というか原点に還ることができた気がします。

 

明後日TOEICを受ける人もそうでない人も

お互いがんばりましょう!