三連休中日の今日。

なんだかあっという間に時間が過ぎていきます・・・。

今日は6時間ほど勉強したところで集中力が切れました。

ですが、2ヶ月遊び呆けている間に衰えたというか退化したというか劣化した知識や感覚も、

ようやく戻ってきた気がします。

10時間ペースを取り戻すまでもう少し。

 

英語ネタの前に今日あったちょっとほっこりする出来事&嬉しかった出来事について。

 

平日は通勤で、休日も何だかんだでほぼ毎日乗っている東京メトロ。

英語の勉強をはじめて一年くらい経ったある日(今から一年くらい前)、

「到着時のアナウンスって、“arriving at 駅名○○”」なんだ…!と初めて聞き取れて一人でちょっと感動しました。

 

が。

 

その続きが、何回聞いてもずっと聞き取れませんでした。

ずっと謎のまま…。
耳が悪いから聞き取れないんだろうなぁ、arriving at 駅名のあと、ワイ…? とか

言ってる? いやでもそのあと絶対あと一言なんか言ってる…、

でも、時々、なんか微妙に音が違う気がするような…気のせい? 

とにかく、ずっと気になっていました。


ふと本日、
あまりにも気になりすぎて、思い立ってメトロお問い合わせセンターにメールで

聞いてみました。

 

業務外というか運航に直接的に関係ないですし、

教えてもらえないかもしれないなぁ…と半ば諦め気味に送信ボタンを押したのですが、

なんと、わずか3時間くらいでリプライがあり、丁寧な文面と共に解答が添えられていました。

 

メトロユーザーの皆さんには常識かもしれないのですが、

答えは、路線名のアルファベットと駅のコード、とのことです。

 

ああーーーーー!

ってメールを見た瞬間に唸りました。

まったく思いもよりませんでした。そう来るかーーー!と。

私の場合は有楽町線を利用することが一番多いのですが、やっぱり有楽町線のY(ワイ)で合ってて、

たとえば有楽町駅なら、
arriving at Yurakucho Y-18.

 

どおりで!!!

なんで毎朝****teenって聞こえる気がしてたのか(でも絶対聞き間違いだと思っていましたた)、理由がわかって感動しました。

 

こんな、しょうもない質問にまでリプライをくださったメトロの担当者さんには

お礼の言葉もありません…。ありがとうございます。

 

で、今日の有楽町線はというと日中はかなり空いていて、

次の電車を待ってホームで立っていると、同じ乗車口、ホームドアの反対側に白杖を持った男性が立っていました。

この駅は、ホームドアがあるから大丈夫かな、と思いながら、電車が入ってきて、

降りる方が降りきったあと、車両に乗り込みながら様子をうかがっていました。

 

優先席も他の座席もがら空きだったのですが、

数歩、その男性は中のほうに進んだと思ったら、ちょっと考えた様子で扉側に戻って、

ドア脇にある座席の仕切りのようなところで立ち止まりました。

乗車する人数も多くなく人の流れも止まっていたので、

ちょっと戻って近づいて、「車内、結構空いていますがよろしければおかけに

なりませんか?」と訊ねたら、ハッとした様子でうなずいてくださったので、

すぐそばの優先席に案内して、シートに座られたのを確認して、ほっとしたところで、

わたしはその斜め向かいくらいの普通の座席の空きに座ろうとしました。

 

安心したところで、詰めが甘いというか、油断してしまい。。。

座ろうとした瞬間に電車が発車して、よろけてしまい、もともと、座席にかけていた空席の隣の女性に思いきりぶつかってしまいました。
ほんと、ちょっと予期できていなかった急な揺れで、
おばさまの膝の上におしりからいってしまったという…

 

とても慌てました。。。いや、恥ずかしさやら申し訳なさやら何やらで。イヤな汗もかきました。。。


膝下までのダウンを着ていたので、衝撃はやや和らいだのではと思いたいところですが、

体勢を立て直しながら、本当にすみません…大丈夫でしたか?と頭を下げたら、

本を開いていたそのおばさま、こちらを見上げて大丈夫よー、と笑顔で返してくださって、

なんて素敵な人なんだ…! 素晴らしいお人柄だなと、

ほっとして、嬉しくなりました。

咄嗟に、戸惑っている相手の気持ちを軽くできる対応ができる方って本当に素敵だと思います。

 

東京に来て、白杖の方って都会にはこんなにいっぱいいるんだな、と気づきました。

札幌にいた頃は、あまり出会う機会もなく、うまくサポートできないこともありました。

白杖を使っているからといって、まったく目が見えない方ばかりではない、ということも東京に来てから知りました。

(以前、白杖の方を案内しているときにその方から教わりました)

 

耳が聞こえにくいのも結構しんどいですが、命に関わるほどではありません。

(車が後ろから近づくのに気づかず轢かれそうになることはままありますが。)

一方、数日前にも、白杖を持っていた方の転落事故がニュースになっていましたが、

その中で、視覚障害者の団体の担当者の方が、

ホームドアのない駅の利用は命がけだというようなことをおっしゃっていて、

本当にそうだよなぁと思います。

 

白杖の方がいても、

周囲にはたくさんの人がいるのに、

声をかけている方を見かける機会ってほとんどありません。

もしかしたら、私はかなりおせっかいで、余計なお世話なのかもしれませんが、

それでも、もし私が目が見えなかったら、サポートしてほしいな、と思うと思うので

白杖の方を見かけて、ちょっと危なさそうかな?とか、ちょっと困ってそうかな?と

思ったときやホームドアがないホームで近くに居合わせたときなどは積極的に声を

かけるようにしています。

身体に障害があると本当に生きにくい世の中ですが、それでもちょっとしたことで、

当事者は結構救われたり気持ちが軽くなったりします。
世の中がもっと優しくなったらいいなぁ、と改めて思います。

わたしも、タイプは違えどやはり同じように何らかのサポートをしてもらっているんですよね。

たとえば、会社でも、難聴だということは周囲にカミングアウトしているのですが、

上司、同僚も、私に横から声をかけるかわりに私の肩をたたいて呼んでみるとか、

私の視界の中に入ってきて目を合わせて声をかけてくれたりとか、

いろんな配慮をしてもらっていて、ありがたい限りだなと思います。


ペイフォワードという映画があって(もう随分昔に公開された気がするのですが、

調べてみると日本では2001年公開のようです。実はまだ観ていません)、

その映画の世界ではないですが、善意が循環する世の中だったらいいなと心から思います。

 

pay it forward = 恩送りをする

 

 誰かから親切にしてもらった場合に、その人に恩返しをするのではなく、

 その恩を別の人に送ること

 

ふと、

一日一善って英語で言ったら何ていうんだろう?と思って調べてみました。

 

Doing a good deed each day

 

そのままですね!笑

 

これは定型ではないようですが、

たとえば

 

覆水盆に返らず=It's no use crying over spilt milk のように、

 

どちらが先に生まれたかわかりませんが、

日本語の諺に相当する英語の諺があるのって、すごいことだと思いませんか?

私は出会うたびに未だに感動しています。

 

今日はちょっと英語についてのネタが少なくなってしまったので、

次回は問題集のレビューをしたいと思います。