年末年始、後半は実家で猫とダラダラごろごろ過ごしてしまい、

仕事初めを経て、また、三連休。

こうも休みが続くと、

連休明けから、

週休二日、の通常のサイクルに体を慣らすのがちょっとしんどいですね。

 

仕事で、各国の祝祭日のカレンダーを眺めていたのですが、

日本は本当に祝日が多いです。

働き方改革、ワークライフバランス、と盛んに叫ばれるようになった昨今ですが、

労働時間が長くとも、生産性という意味では、ランキングで一昔前に比べて

順位が下落しているとおり、日本という国はまだまだ生産性には改善の余地がある

ように思います。自社も含めて。

 

さて、楽しみにしていた三連休。

初日の今日はお昼くらいからゆるゆる始動しました。
今日はこの2冊をメインに。
 
 
リスニングについては、ちょっと勉強法を変更してみました。
効果があったら、改めて難聴者向けの勉強方法の事例としてブログにまとめたいと
思います。
 
ボキャビルはパス単と併せて取り組み中です。

 

左の本はまだ動詞のセクションしか手をつけていませんが、

解説に無駄がなく、パス単、辞書の併用は必須ですが、良い本だと思います。

(そもそも、英検はTOEICほど問題集もテキストも充実していなくて、

それも準1級、1級となるにつれ数が激減するので選択肢がほぼない、といっても

過言ではないです。

語彙問題に特化した問題集はこれくらいしかないような気がします)

※この本には音声データがついています。

 が、文章のほうは音声データがなく、淡々と、英単語→日本語の意味が1つか2つ

 (テキストに記載されている通り)流れるだけなので、

 正直、飽きます。(大量にやるとしんどい)

 ただ、いいところもあって、他動詞の場合の意味の、「〜を」などまで、ちゃんと

 ナレーションしてくれます。あと、キクタンなどもそうですが、

 書かれている意味のうちの一つだけしか音声になっていないケースがほとんどですが

 この本は、2つ意味が書かれていたら両方とも続けてナレーションがあります。

 単調ではありますが、貴重です。

 

年齢を重ねるごとに、記憶力は低下の一途を辿ります。

学生時代は、暗記がかなり得意だったのですが、

今は、英単語を覚えるのには本当に苦労しています。

以前、別の記事でも書きましたが、己のトリ頭ぶりと格闘する毎日です。

覚えて→忘れて→覚えて→また忘れて→また覚えて、の繰り返しです。

 

ベルリッツに一時期通っていた時期に、スクールに張り紙があったのですが、

一つの単語を覚えるには、その単語に、平均して15回くらい

(うろ覚えですが10回よりは多く20回まではいかないくらい)

は出会わないといけないようです。

ひたすら、反復あるのみ。

2回、3回出会ったくらいで覚えられなくても当然ということですね。


英語のボキャビルに苦戦する理由を自分なりに考えてみたのですが、

まず、日本語だとかなが五十音あるところ、アルファベットは26文字と約半分。

 

・そもそも使える文字数が少ないので似たつづりの単語が多くなりがち

・一つの単語がいろいろな意味を持っているケースが多い

同義語が多すぎる

・日本語にない概念がある

・日本語に置き換えて、日本語でも自分自身がまず使わない言葉や、

 日本語でもこれまで知らなかった単語がある

・一つの単語が複数の品詞になるケースが多く、品詞が変わると→意味も変わる場合

 がある(イメージを広げることで、想像できるものとそうではないものがある)

・動詞の不規則変化

・綴りと発音が一致しない

 

個人的には、一番目と二番目が苦戦の理由として大きい気がします。。。

あ、三番目も。シノニム多いですね。


自分以外の人が単語をどう覚えていくか、を特に聞いたりしたことはないのですが、

私の場合、単語を覚えるまでの脳内の変化は、

おおむね、以下のような流れになっていることが多いように思います。

 

・(初見)この単語は長いな、とか、○○とスペルが似てるな、とか、

 ○○と同義語かな?とか、何かしらを考える

 

 ↓

 

・(単語は覚えていない)この単語見た記憶あったっけ? ない気がするけど

 既習らしいから覚えなくては

 

 ↓

 

・見たことはある、あ、こういう意味だったっけ?

 

 ↓

 

・見たことはある。確かいい意味だったような or 悪い意味だったような

 (ざっくりしたイメージがふわっとある)

 

 ↓

 

・確か、いい意味 or 悪い意味で、○○に関することじゃなかったかな

 (間違っていることも結構多い)

 

 ↓

 

・○○という意味だった気がする (まだまだ間違っていることが結構多い)

 

 ↓

 

・あ、○○という意味だよね (大きくハズレではないが、微妙なニュアンスが

 違うこともよくある)

 

 ↓

 

・○○という意味だと思ったら、あれ? 違う意味が紹介されている、と戸惑う

 (辞書を引いたら、どちらの意味もある → 単語を中心に肉付け)

 

 ↓(時間を置くと)

 

・あ〜見たことあるけどなんだっけこれ・・・

 

 ↓

 

(覚え直し)

 

 ↓

 

(以下繰り返し)

 

のような感じかなと。


まずは良いイメージの意味を持つ単語か、悪い意味を持つ単語か、ふわっとした

イメージ(単語の持つ色みたいなものですね)を持てるようになるところが

1つ目の目安かなと感じています。

ポジティブな意味とネガティブな意味、両方併せ持つ嫌なやつもいますが。。。

 

私の場合は、

大人になって真剣に勉強をはじめたものの、

そもそも中高レベルの初級〜の語彙が結構欠けていて、

かといって究極の英単語1から流してもとても退屈なので、

そこに時間をかけるよりは、TOEICや英検の勉強や英字新聞、洋書を読む中で

出会った単語を押さえていくような方法を取っています。

 

それにしても似た綴りの多い単語が多いのには本当に苦労します。

接辞や語根を覚えても、その他の部分は覚えないといけないですし。

 

あと、

読み物で出会えば意味がわかる、という単語でも、

いざ英文で書こうと思ったら綴りをちゃんと覚えていなかったり、

発言しようと思っても出てこなかったり、というのはしょっちゅうです。

そういう意味で、

 

見て、瞬間的に意味を即答できる

 

ようになるのがボキャビルの一つの目標である一方で、

この段階では仕上がり度は6〜7割という感じでしょうか。

(この段階だと、大体、シノニムやアントニムも思い浮かべられるので、

パラフレーズで言い換えたりすることもできるレベル、と思います)

 

使いこなせる=読めて、正しく書けて、スピーキングでパッと思い浮かぶ、

というレベルになるにはまだ余白があるのが正直なところ。

 

そういう意味ではボキャビルは本当に果てしないなあ、と思う今日この頃です。