金フレを一通り終えて本格的にボキャビルを始めた私が手を出したのは、キクタン990です。
(キクタン800はパラパラめくってみると知っている単語や見たことがある単語が多く、それに比べてキクタン990はほとんどが知らない単語だったため)
ボキャビルのテキストを選ぶときの目安は、6割程度は知っている単語が含まれていると、負荷がかかりすぎずちょうど良い、という高スコアの方のブログを読みながらも、8〜9割は知らない単語、という状態で手を出したキクタン990。
これに加え、Database4500とDatabase5500を手元に置いて、複数を並行して回すという運用を取っています。(2019.3現在も継続中)
ほかに、キクタン6000とキクタン12000を途中で追加投入しました。
現在はこれら5冊はほとんど仕上がっており、その後、究極の英単語をアプリで毎日周回しています。
![]() |
【新形式問題対応/CD-ROM付】 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 990
1,728円
Amazon |
![]() |
改訂版キクタンAdvanced6000 (アルク学参シリーズ)
1,512円
Amazon |
![]() |
改訂版キクタンSuper12000 (アルク学参シリーズ)
1,728円
Amazon |
![]() |
データベース 4500 完成英単語・熟語 [5th Edition]
1,069円
Amazon |
![]() |
データベース5500合格英単語・熟語 (新版完全征服)
1,026円
Amazon |
キクタン990(キクタンには色々シリーズがありますがTOEICシリーズにのみ言えるのかもしれません)のいいところは、
各単語の発音を、米と英、2パターン連続して聴くことができることです。
米と英でアクセントが変わるケースや発音がかなり変わることがあるので、この仕様はうれしい。
残念ながら、キクタン6000と12000はこれがありませんでした。
発音ってそんなに大事?という意見もあるかもしれませんが、発音記号を見ながら想像する音と、結構違うな、と思うこともあり(読めるし意味も知っている、という単語でも発音を聞いたときに結びつかず別の単語だと思うケースもあり)、耳を慣らす意味と、テキストで目視するだけではなかなか暗記は捗らないので、視力以外の五感を使うのは有効だと思っています。
(耳で音を聞く、自分で口にして再現する、など)
あと、
日本でカタカナになって使われている単語は、実際の音で聞くとカタカナの音と全く違うことがよくあります。カタカナの印象で音が脳に刷り込まれているので、そのままでは、ネイティブがその音を口にしたときにまず聞き取れません。
その食い違いを直すのにもリスニングは有効です。
Databaseシリーズの良いところは、ジャンル、関連語ごとに単語がまとまっていることです。英語はとにかく同義語が多いのでパラフレーズを一緒に抑えていくと効率が良いです。
ボキャビルは複数の本を持っていると、当然ながら重複も結構な頻度で出てきますし、複数の本を買うとお金もかかりますが、それでも、個人的には、複数冊で回すことをおすすめします。
(本は、書評や高スコアの方の紹介などを意識しつつも好きな本を選んで良いと思います。フィーリングって結構あると思うので。私の場合は、世間で評判がいいDUOやZ会の速読英単語は完全に合いませんでしたし、見やすいな、と思ったのがDatabaseとキクタンだったので購入しましたが合わない人もいるでしょう。
ちなみに、Database、キクタンも評判は良いですし、中身の良さは折り紙付きです)
複数冊で回すメリットは、英単語は一つの単語で複数の意味を持っていることが多く、1冊ではそれをカバーできない(10あるうちの2つくらいの意味にしか出会えない、など)ので、複数冊クロスすることで1つ1つの単語の使われ方など、出会いに厚みが出ることです。
例文も1冊の一文だけでなく、2冊使って二つの文に出会えば、意外な用法に出会ったり、気づきを得る機会が増え、色々な場所でいろいろな角度からその単語に出会うたびに、どんどん知識の枝葉が広がり、幹が太くなるというか、肉付けされていくイメージでしょうか。
英語以外にも通じることですが、広さと深さのある引き出しをつくることと、
必要なときにその引き出しから知識を取り出して使えるようにすることが大事です。
TOEICの場合、いちいち日本語に置き換えて考えていたら、時間切れになります。
瞬発力を発揮できる状態まで持っていく必要があります。
暗記した単語なら、その綴りを見た瞬間、0.1秒で即答できないと使える状態にはなっていません。
まだ、暗記が甘いということです。
0.1秒で即答して正解できるようになるまでしつこく繰り返す必要があります。
具体的なボキャビルの方法についてはまた別途。