51)セント・アンナの奇跡*** ちょっと変わったアプローチの戦争映画。戦争アクションものの緊迫感と、人間ドラマ的要素を上手く融合させています。さすがははスパイク・リー監督、2時間43分と長い作品ですが、ちゃんと観客を楽しませてくれる手腕に☆3つです。

52)スナイパー・バレー* (独)コソボ紛争を題材にした、若い狙撃兵と、それにまつわる若い兵士達の心の葛藤を描きます。劇場未公開。TV映画のように観れば楽しめます。

53)アフリカン・ソルジャーHeart of Fire 少女兵士の戦場** (ドイツ/オーストリア) エチオピアの支配下にあったエリトリアの内線が舞台。調べてみたら、ドイツで歌手をしているセナイト・メハリの自伝の映画化だそうです。アフリカの少年少女たちが武器を持つだけでも痛々しいのと、役者さんがまったく解らないのでリアリティー感が増します。実話に近い作品だと評価して、☆2つ。

54)A TIME OF WAR~悲しみの十字架 ** (カナダ) 第一次世界大戦の戦争映画。オープニングと最後の戦闘シーンに関しては力が入っていてお薦め。しかし、帰国したあたりから、カナダの広大なランド・スケープこぢんまりと、カメラマンのせいなのか?TV映画の域を出ていないのが残念です。そして、またまた、戦地へ…のストーリー展開も「ディア・ハンター」や「プライベート・ライアン」にも似て、斬新とは言えません。しかし、珍しいカナダ映画の戦争ものは観たことがないので鑑賞。戦闘シーンのリアリティーに☆2つ。

最近の戦争映画では、ちょっと古めの「レニングラード」、「ロング・エンゲージメント」、「つぐない」が秀作です。

今回のお薦めは、戦争ドラマの新しいかたち、51)セント・アンナの奇跡*** です。
戦争映画4本の特集でした。