またまた映画のお話。「プライドと偏見」を観るつもりが時間が合わないので「フライト・プラン」に変更しました。「パニック・ルーム」に続き、子供を助ける母親役のジョディが頑張っています。

映画には、最初から犯人が解かっている手法と、観客に犯人を推理させる手法があります。後者の場合は、普通は主人公が謎解きをしてその解決にあたり、観客も主人公と一緒にそれを共有して、楽しんだり悲しんだりすることになります。

この作品は、観客側が「どうなっていくのだろう?」とハラハラ、ドキドキしているのに、後半になると映画の方から観客に簡単に犯人を教えてきます(大体想像はついていますが...)。ここまで引っ張ってきた緊張の1時間はいったい何だったの?とガックリくる訳です。(トリックと完全犯罪が綿密すぎて、少し歯車が狂えばあり得ない設定だけに、主人公が推理出来る訳がありません。だから、結局あのようになってしまった....。)前半は最高だったのに、後半の種明かしから興味が半減して、後は最後までどうなるか全部想像がついてしまいました。所詮、エンタテインメントなんだから、ラスト・シーンは、アラブ人がスタンディング・オベイションを誘って欲しいと思いましたが、そこまでやるとダサいと制作者側は考えたのか? それとも観客の想像をハズしたのか?どちらにしても、本当は謝らなければならないのは主人公の方なのに、あのエンディングはいただけません。観客の想像どおりのオチに納めるほうが、逆にB級作品として満足できることもありますよ。(こんなこと書いたらヤバイかな?)

皆さま、ちゃんと楽しめますので是非ご観賞下さい。(笑)

カメラ・ワークと映像、編集(短くて端的?)は良かったです。

でも何故、スッチーが機内に一人残ったの?それってバレバレじゃん。

(彼女が助かってことの顛末を警察に話さないと、ジョディが正しかったかどうか証明するのは難しいから....?)

もうやめておきますが、映画の内容には触れていませんので問題なく楽しめます。