前回は長かったね。少しづつ短めに何回かに分けていくつもりです。
今回は自己責任というタイトルですが、車を運転するためにかかる費用の、日本とアメリカの違いについてお話します。
アメリカで暮らすのなら、是非知っておかなければならないことは、「幸せになる権利と不幸になる権利を、各人が持ち合わせていて、それを自分で選ぶことが出来る」ということです。
何故これが車の話と関係あるの?と思うでしょうが、車がいちばん分かり易いからです。
まず、車検制度ですが、
アメリカ 日本
無し(3年に一回、ガスcheck$30があるだけ) 最初は3年、以後2年毎
日本は、重量税、税金、強制保険など、高額なお金を負担しなければなりません。
アメリカでは、車検が無いということは、任意保険も入る必要がない訳ですが、入っていなければどうなるかと言えば、事故を起こせば賠償責任で一生地獄が待っています。もちろん刑務所にも行くことになります。不幸になるのが嫌なら、車のメンテナンスも、ブレーキの効きが悪くなればブレーキ・パッドも取り替えます。また、万が一に備えて任意保険も入ります。自宅の車庫で車を直しているような映画のワン・シーンを観たことがあるとおもいますが、みんなお金をかけないで頑張っているんです。もちろん自分で出来ない人は民間工場に持っていくことになります。
それでも車検が無い分、車の維持費はかなり安いということになりますよね。
自己責任とはこのような意味だと思います。
もうひとつ、車、二輪車の免許証も$20~30で簡単に取れます。
(古いことで現在は少しは値上がりしているかも? 間違っていたらお許しを。でも安い。)
自分で車or二輪車をDMVという所に持って行き、5分くらい路上の実技と
ペーパー・テストで(二輪車は公園で実技)終わります。
日本で免許を取るには、民間指定教習所(官憲天下り?)で各々20万、
両方取れば40万はかかります。
「下手な人が街中で運転するのは危険だから、日本の方が良い」と反論する人もいるでしょう。
アメリカ人にしても、誰しも事故なんか起こしたくありませんから、免許は簡単に取得したとしても、その後も家族や友人に教わるなり、交通量の多いところはなるべく運転しないとか、これも自己責任で判断して、自信がなければ無謀なことは出来ないでしょう。
調べた訳ではありませんが、もし、日本と比べてアメリカの方が、人口に比例して事故率が何十倍も高かったら、アメリカ政府も、日本の真似をして教習所を作り、試験も難しくすると思います。
土地が広いし、道路も広いからと言う意見もあるかも知れません。
しかし、アメリカを飛行機で横断すれば、砂漠のような赤茶けた土地がほとんどで、大きな街はNYとかLAとか構造は日本と変わらないと思います。
もし事故を起こしたら、40万払った教習所が任意保険や賠償金の一部分でも負担してくれるの?
もし、車検を通した車のブレーキ・シャフトが折れて大事故になったら、国が何か面倒でもみてくれたりするの?
結局、100%僕たちの自己責任にかかってくる訳で、運が悪ければ刑務所行きです。
こんなに高い負担がなければ、日本国民は任意保険も最大にかけられるし、車もメンテ工場で何回もcheck出来ます。
教習所も車検制度も無い方が、もっとゆとりのあるカー・ライフを営めると思うのですが。
国民の負担が少なくなること、これがいちばん素晴らしいことなんだから。
つづく
1 名前:JUN-2 10/8(土) 15:22
自動車のメカニック向けの雑誌を見ていると、日頃からオイル交換などの簡単なメンテナンスを怠っているばかりに深刻な故障(=修理費用が高額になる)になってしまう事例が良く報告されています。
日本でも、6ヶ月点検や12ヶ月点検が自己責任化されましたが、それ以来ストップランプやヘッドランプのライト類が切れたまま走っている車が急増したように思います。極端な場合、左右両側のストップランプが切れて、ハイマウントストップランプだけが点灯している車を見かけます(ハイマウントストップランプが装備されていない車だと判らないかも)。どうにかして欲しいものです。