三が日 | 宗山流扇のブログ

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宗山流と「胡蝶華舞台」の公演予定、そして扇の日々の出来事・・・

流石に三が日は、
すっごい人、人、人…




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用事があり、仲見世や観音裏付近へ…



人混みを避け、やや遠回りをし、裏通りを…

移動だけで一苦労でした~(^^;;


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ところで、この「正月三が日」について☆



江戸時代には…
将軍が諸大名から、新年の挨拶を受けていくという、幕府の大事な年始行事があったんですね~!



先ずは一月一日…
この日は御三家から始まり、格の高い大名達が個別に挨拶を述べていったそうです


それが終わってから譜代大名をはじめとする上位の大名から旗本がまとめて挨拶



翌日二日は…
御三家の嫡子や国主をはじめとする外様大名と足利氏の血を受け継ぐ大名達などが挨拶




そして三日…
この日は無官の大名や老臣、江戸町年寄などが挨拶

 


このように、三が日で大名達は将軍への新年の挨拶を終えたらしいです…


(将軍様も年明けから大変だったのね~^^; )

 

でも、なんとその後、
大名達は、江戸城から下がると次に三が日のうちに、老中や若年寄宅に挨拶に出向かなければならなかったそうで^^;


一般の旗本達も役についている者は、上役のもとに三が日のうちに挨拶に出向くのが、慣例だったらしいです




…という訳で「正月三が日」とは、

江戸時代の大名はじめ武士達は上役に挨拶回りをする非常に忙しい期間でもあった訳です



寝正月どころではなかったんですね~(^^;;