私、ひだかちひろは、2017年2月28日をもちまして、株式会社eightを卒業することになりました。
多分このブログでたくさんの方を驚かせることになってしまうと思います。1人ひとりに連絡して伝えたかったですが、この場を借りて、私の卒業の経緯を話させていただきます。
∞eightは2014年10月8日におにぎりさんと創業し、2015年3月3日に法人設立しました。
今思い返すと、eightは、この日から、社会に向かって羽ばたきはじめ、私ひだかは、このeight卒業に向かって歩きはじめていたのかもしれません。
eight設立や、おにぎりさんとの出会いは私にたくさんのものをくれました。
eightをスタートさせる前、私はなかなか形にならない私のまわりの女性の素晴らしい想いを、そしてなかなか形にならない仕事を、もっとたくさん。もっと遠くへ。そんな風に思って、自身の仕事を大きくしたいと思っていました。「今よりもっと大きくしたら、私自身が形になにかなればきっとそれは叶う」そう信じていました。
そんな時に現れた、おにぎりさんとの出会い。“ビビビ婚”とはこのことか?!と思うほどに惹かれて、すぐにアプローチ。おにぎりさんは今まで見たことのないようなフラットに生きる人で、その能力を過信してるわけでも、卑下してるわけでもなく、等身大の自分のままで、ありのまま飾らず生きる姿はとにかく魅力的で、さらに、私とは真逆のタイプのおにぎりさんは今までにないものを一緒に生み出せる!そう確信できた人でした。そして驚くほどの速さで会社設立の話が舞い込み、事務所が見つかる。振り返る間も無く進む激動の日々。新しいこと、はじめてのことの連続。おにぎりさんと2人だから乗り越えられることがたくさんありました。女性の共同での仕事は、最強。それは今でも強く思います。
けど、2人だから甘えすぎたこともたくさんありました。そして、イツノマニカ。キヅカナイマニ。私は甘えすぎて自分の足で立っていなかったんです。今思うと当たり前なんですけどね。出会った頃からおにぎりさんのビジョンは今と変わらずずっと一緒だったんです。【子どもたちの未来のために、女性のキャリアを支援していきたい】と。
けど、私は、「今よりもっと」という、目先の目標で動きはじめていて、もしかしたら承認欲求のようなものに近かったかもしれない。私たち2人の想いは重なってるように見えて、もしかしたらスタートから違っていたのかもしれません。
そして、フト疑問がでてきます。
“会社を大きくする、、、ってなんだ??”
“形にすることってなに?!”
“私は何者なんだろう??”
“私は誰の役に立ちたいのだろう?”
フトでる疑問に怖くて立ち止まることもできず、目の前にあることをとにかく一生懸命やってきました。苦手なことでも、苦しいことでも、仲間がいるから逃げないぞ。立ち上げたのは自分の意思なんだから中途半端なことはしてはいけない。そんな気持ちで必死で2年。いつのまにか、生理がこなくなっていました。
私は組織で働くのは実はeightがはじめてでした。組織だからできること。いっぱいありました。そこには仲間がいつもいて、楽しい時も辛い時も、支え合って乗り越えていける。全てが学びです。本当に楽しい日々でした。
だけど、組織になるとなかなかできないことがあることも知りました。私の言葉は会社の言葉になってしまう。私の責任は会社の責任になってしまう。私の直感的な「やりたい」という理由だけでは仕事はできない。理由があって、説明がいる。
根本が自由人な私には、それが死ぬほど病気になるほど1番苦しかった。笑
人との正反対の考え方を好みながら、常識なんて関係なしに、なんだってできると信じていたのに、イツノマニカ・・・「思いだけじゃどうしようもないことってあるよね。」そんなくそつまらない言葉を吐く大人ぶってる人になりかけてたんです。
組織だからできること。
個人だからできること。
企業の中で働いたことない私には本当にたくさんの学びがありました。
けどね、やっぱり私は、もっと自由に生きたい。ココロもカラダも。
目に見えるカタチにとらわれず、“大切なものは目に見えない”そんな当たり前なことをまず大切に生きていきたい。
イツノマニカ、私は1番大切にしたいことを気付かないうちに蓋をして生きていました。
私の最大の強みは、『その人の道を一緒に見つけ出して、モチベーションを通して相手を空に羽ばたかせれる』こと。相手の無意識の部分の聴くを通して『相手の羽ばたく道が、光のように見える』こと。
その強みを発揮するためには、私のココロも自由じゃなきゃいけない。
自由じゃなきゃ見れない。
人の心にガチで触れたい。
私にしかできない仕事がしたい。
私はワガママです。
自分の意思で会社を立ち上げたのに。
結局自分に戻ってきてしまいました。
自覚してます。
でも、これが私だったみたいです。
eightを通して、起業を目指していく皆さんを通して、私も自分自身の願いを思い出しました。起業塾で、どこかで調べたらすぐにわかるノウハウだけじゃなくて、私はみんなにこの“願い”を見つけて大切にしてほしいと願っていたのに・・・
でも、これからはそんな私の魂の喜ぶ仕事を人生の中でどうしてもしたい。そして、それを望む人の役に立ちたい。
eightでそれができていなかったわけではありません。もう一歩、ひだかちひろの責任をかけた中で、私にしかできない、踏み込んだ仕事をしたい。これが本音です。
でもここで、私は本当にラッキーガールだなぁと思うことは、おにぎりさんと一緒に会社を創業できたことです。
私がいなくなっても、eightが力強く続いていくから。
そして、前田恭子さんを1年前になぜかスカウトして連れてきたのも、今思うと私はなんか持ってますね。(笑)恭子さんは私と入れ替わりでeightメンバーに正式に加わります。もう怖いもんなしです。
さらに、ずっと一緒にやってきた千葉真由美さんをeightにはじめに巻き込めて一緒にスタートしてくれたこと。私の想いをしっかり知って持って、eightにいてくれる彼女がいることで、私からeightに繋がったお客様のことも安心してお任せできる。
そして、たまちゃんや、あゆち、としえさん、えりかちゃん、eightにはびっくりするくらい素晴らしいメンバーがいます。ほんとにラッキーだし、ハッピーです。
eightはきっともっとたくさんの必要な人に届いていくようになるから。
こんな自分勝手な無鉄砲な私とともにeightをはじめてくれたおにぎりさんには本当に感謝をしてもしきれません。
ケンカした?モメタ?やっぱ共同代表うまくいかねーじゃん!と噂が立ちそうですが、いやいや。笑 私恐ろしいほどおにぎりさんのことを好きですし尊敬しています。私レベルの寄った意見ですが、私は今までにであった経営者の中で、1番かっこいいと思ってます。
今でも共同代表はいい形だなと思う。
まきこんだのは私です。けど、2人だからはじめれた∞と信じてます。
だから、巻き込んだ自分を褒めたいと思う。笑(ごめん笑)
この私の卒業はきっと、私にとっても、おにぎりさんにとっても、eightメンバーにとっても、お客様にとっても、きっと幸運な偶然だ。
と、信じています。
これからもっと新しい何かがはじまる。
たまたまおにぎりさんと出会い
たまたま2人で会社をおこし
たまたま私は卒業する。
私はこれからも、eightでお役に立てることがあれば誰よりも応援しますし、私のやれることでつながり続けます。
自分勝手に卒業する私が呑気にいうのもなんですが、これからの∞eightが楽しみでしょうがないです。
eightは私がいなくなっても、しっかりとみなさんのことをサポートしていきますのでご安心下さい。
最後になりますが、これからことはあまり考えてません。ただ、前よりも明確なビジョンと夢がここにあります。こちらはまた改めてご報告させていただきますね。
eightの中で残り1ヶ月。
しっかりeightひだかとして皆さんに何かお返しできたらと思っています。こんな私の無鉄砲な生き方も誰かの勇気になったり、可能性を広げたりできるんじゃないかなぁと信じてます。残り1ヶ月。残り少ないですが講座もあります。あと、個別塾も時間さえあれば土日も関係なくじゃんじゃん受けれたらと思っています。eightで、個別塾をやれるのも、あと1ヶ月。今まで機会を伺って下さってた方、ぜひこの機会に会いにきて下さいね。
皆さんが、皆さんらしく生きていけるように、そう誰よりも応援している、まずは私が、私らしく生きていくための一歩を踏み出すための卒業です。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社 eight
豊田市竹生町4-73.3階
0565-41-8871 Facebook