このブログを振り返ってみて、不思議に思ったことがある。
どうして私は武田信玄のことをこんなに知っていたのか、
それはこの頃、井上靖 著の「風林火山」を読んでいたからだ
「風林火山」は隻眼片足の軍師、山本勘助の武田記である。
つい最近読み終わったのは織田信長が長篠の戦いの後、
大阪石山本願寺宗徒とすなわち中国(地方)の
毛利家と織田家の間の海戦を記した和田竜 著「村上海賊の娘」
全4巻を読了した。
兵糧攻めをする織田方と兵糧を入れようとする毛利方
織田水軍対毛利水軍・小早川水軍・村上水軍・宇喜多水軍・雑賀衆
との壮絶な戦いである。
波静かなる難波海(なにわのうみ)を眺めていると
かつてそんな海戦があったなんて
夢にも思えないことである。

