いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
2月26日から3月1日まで「酸素吸入」のために入院していました。
御存じの通り私たちは空気を呼吸していますが、
必要なのは空気の中の酸素です。
COPDや肺の病気で酸素が不足すると正常な呼吸は出来ません、
どころか窒息して死んでしまいます。
酸素は気体なので開放して持ち歩くことは出来ません。
そこで酸素ボンベや機械を使って酸素を補充しなければなりません。
それに酸素は火気厳禁のガスなので炎の出るもの、
フアンヒーター、ガスコンロ、反射式ストーブなど火の出る器具から
2mは離さなければなりません。
ところが科学の進歩とはまことにありがたいもので、
写真の器具は(驚いてもいいですよ)空気を取り込んで、
空気中の78%を占める窒素を減らし
酸素の濃い空気を作ることが出来るのです。
その酸素の濃い空気を吸って生活する、と、
家の中の生活は可能となるのです。
今だから公表しますが台所に立つと息切れがするし、
トイレでいきむと眩暈はするし、
お風呂は決戦に望む気持ちで無ければ入れませんでした。
こういった発明のおかげで少し楽になることは本当に有難いことです。

