いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今、はまっているのはカリフォルニア大学ロサンゼルス校地理学教授の
ジャレド・ダイアモンド氏著の「銃・病原菌・鉄」全2巻です、
の1巻目を読了しました。
地球は今から1万3千年程前に最後の氷河期が終わりましたが、
最初の人類の化石はアフリカ大陸で発見されています。
もし人類の発展成長が発祥地の年代ごとに発展したのならば、
どうしてアフリカが世界の中心とならなかったのか
という疑問の答えを研究発表した本です。
今のところ分かったのは現在発展し隆盛を極めている地域は
「銃」を発明し使用して、自身は免疫を持っている「病原菌」をばらまいて、
相手を殲滅し、「鉄」を造り製造する文化を発達させたところである。
といったことです。
この本の面白いと思う所は普通紀元前1万3千年前の地球地理学なんて
学問の対象になりにくいことを研究したことだと思います。
私の史観はせいぜい紀元前4・5世紀でしたが、
今から1万1千年位まで広がりました。
新視点で人類史を想像するのはまさに目から鱗が落ちる気分です。
大きく時空を超えて長時間の研究をされたジャレド教授を尊敬します。

