猿も木から落ちる
どんなに優れた名人でも、時には失敗することもある。
ブログを見ていただき、ありがとうございます
。
猿は木登りが得意です、しかし木登りが得意な猿でさえ、
時には得意技に自惚れて、木から落ちることが
あるというのです
。
実際に自然環境の中で、猿が木から落ちることは、
ほとんどないでしょう。
社会において地位や名誉や何らかの肩書がある様な、
鼻の高い人が、自身の得意場面で、
失敗して恥をさらしたような時に使われます
。
「猿」=「傲慢な人、人を見下す人」が、
その人の本領発揮の時に、
得意分野で失敗を喫する。(大分、歪んでますが)
いや、そうではなくて、相手が誰であろうと
この諺を使う人は、「人」を「猿」に例えて、
揶揄しているのだから、自分がその人ほどでない
ことへの嫉妬と無理に馬鹿にしようという心が、
透けてみえます。
私だけが感じるわけでは無いと、希望しますが、
日本社会では、こうした「冷笑主義」が蔓延しているように感じます。
それは、外へは出さない「劣等感」が
あるからではないでしょうか。
