臭い人 | 40過ぎて異業種ビルメン転職ってどうよ?訓練校系

臭い人

どもー、えぬ野でーっす。ちと現場で色々トラブル続きで、残業時間が今までにない多さで、会社費用で近くの神社にお祓いに行きました。いやはや、神社パワー凄いですね。前職場では、よく地鎮祭とかで神主さん来てかしこみーかしこみーってやってたの見てたのですが、社殿に入ってしたのは人生初経験でした。いやさかーいやさかーって神主が述べながら、白いギザギザのヌキっていうのとか、鈴でシャンシャンシャンとかされると、なんか、すーっとした気分になって、でもその6日後に漏水事故がありましたけどもねw。

 

 さて、都内ビルメン業界で共通した話題といいますと、左足壊死ニキですね。ええ、うちのビルにも一度来ました。最初はうんこ漏らした人がいるのかなと思ったです。彼は駅ビルには入らず、電車のって移動していきましたが、あるweb情報を見るに、精神を患っているらしく…足の治療もさることながら、福祉・医療領域の問題ですね。

 

 うちのビルで少し前にあったことですが、よく来店される老夫婦がいました。身なりは良いので結構裕福な方かと思われます。いつも階上のレストランで食事をされ、階下のカフェで休んで帰る、ニコニコ仲良しステキな老夫婦でした。でも、ある夏の日から、いきなり奥さんの方がものすごく臭くなったのです。テナントやお客様から苦情が来るほどに…。私見ではカラダの無理が効かなくなって、お風呂に入れなくなったと推測しました。そして、ちょっと・・・ふたりとも認知症がはいっていたと思われます。

 本来なら出入り禁止処置が妥当なところです。でも、オーナー会社も防災センターも、顔なじみということもあり、対応に苦慮しました。役所の福祉課に連絡をして対応を打診したりしましたが、結局のところ・・・老夫婦は来なくなりました。

 

 おそらくはオーナー会社の責任者が直接、お客様に懸念を伝えたのでしょう。嫌な役回りですが、館を守るためには必要なことです。いや、その汚れ役は本来、俺たち防災センターが判断して行わなければならなかったのです。態度を保留し、世間の好奇の目に晒し続けることこそ、お得意様だった老夫婦の尊厳を損なう、お客様への最大の侮辱だったのではないかと…今は自身の甘さを反省しております。