tan-1のradを関数電卓無しで求めてみる | 40過ぎて異業種ビルメン転職ってどうよ?訓練校系

tan-1のradを関数電卓無しで求めてみる

どもー♪ なんか数式が解けて感激したのでここに書くえぬ野でーす♪ ってこんなの数学好きな人なら常識かもしれませんが・・・ というか電験まであと2週間じゃ~。

これは電験2種の1次試験 平成19年理論の答えで、tan-1(4)=1.33rad となっていたのを、いったいどうすれば、その答えに到達出来るのか分からなかったんだけど、なんか分かったので書きます。

つまり tanθ=4の時のθ(rad)の求め方です。

ホイヘンスの近似値 と 半角公式を用います。

式は

2(8b-a)/3=tan-1θ ・・・ホイヘンスの公式   ちなみにaが円弧の弦 bは半弧の弦ね

(16sin(θ/4)ー2sin(θ/2))/3 にて求まります。・・・① ちなみにaが円弧の弦 bは半弧の弦ね

んで当たり前だけど
sinθ=tanθ/√(tanθ^2+1)
cosθ=1/√(tanθ^2+1)

sin(θ/2)を半角公式にて求めます。 この場合はtanθ=4ですので sinθ=0.97 cosθ=0.243

sin(θ/2)=±√((1-cosθ)/2)  =0.6152・・・② この場合は+ですね

sin(θ/4)を半角公式にて求めます。 sin(θ/2)=0.6152 cos(θ/2)=0.788

sin(θ/4)=±√((1-cos(θ/2))/2)  =0.3256・・・③ この場合も+ですね

①式に②③をぶちこみます。

(16×0.3256ー2×0.6152)/3=1.3264≒1.33

おおっ・・・出たっ! マジかよ、まさか普通の電卓で出来るとはビックリです。

実教出版の電気基礎Ⅰのテキストで、あたりまえのように、次の三角関数をradになおせという無茶な問題がありましたが、これ応用すれば解けますね。いままでずっと関数電卓ないと無理だと思っていました。