蒼く生きる r 6/9/29
秋の木漏れ日の道を
歩きながら
目で追いかけているだけの
道端の木々の 影に
通り過ぎた 思いを重ねて
沈みかけた 太陽の陽射しは
心なしか 頼りない
夏の煌めくような
暑い想い抱き
秋から次第に枯れてゆく葉を
枝の先に 見つけては
少しの思いが 込み上げて
終わることも 明日のために
それとも 未来という 新しい命
揺れている 植物たちも
いまは 来年の 我が身に
思いを 乗せては
落ちてゆくのか
青空からの 便りも
光を使い 知らせてくれた
斜陽の 陽の光は
思いのほか 予感をさせて
終わりゆく なにかの記しを
感じながら 道ゆく 風に
この身を 晒して
時折り 強く 差し込んだ光から
身体に 温度を 当ててくれる
さようなら だね
これから 日を追う毎に
あなたは 遠ざかる の
見えてはこない のに
わたしの 閉じた 明日には
遠い 冬の 景色を
この 木々の震えにも 似て
秋を 探しては 涙する
朝露の雫が 頬を打ち跳ねた
涙の 滴りと ともに
