袖ヶ浦遠征 | 仁志敏久取材日記

袖ヶ浦遠征

本日も1番セカンドで先発出場。


結果は3打数の1安打。1四球でした。


日ハムのピッチャーは右腕のディアス。


1打席目。

0-1からの2球目を打ちセカンドフライ。

2打席目も、1-2からの4球目を打ち上げてしまい、

センターフライ。


3打席目は、初球を叩き、三遊間にゴロ。

ショートが追いつき1塁に投げるも、間一髪セーフで内野安打。


4打席目は8回先頭打者で迎え。ここでピッチャーが左腕の清水に交代。

ここは、0-3から1-3になるも結局1球も振らずに四球を選んだ。


この後、イースタンでも不可解なジャッジが…。

続く岩舘が、キャッチャーファールフライを3塁側ベンチ前に打ち上げた。


キャッチャーが捕球した瞬間、1塁ランナー仁志選手がタッチアップの

スタートを切る。

タイミングはアウトに近かったが、焦ったキャッチャーの悪送球を誘い、

ボールはセンター前に転々…。セーフ。

しかし、主審の判定は、捕球した後にタイムをかけたということで、

1塁に戻れというコール。


明らかにインプレーであったし、そもそも審判がタイムをかける場面でも

なく、必要性もまったくなかった。


これに納得のいかない吉村監督が執拗に抗議したが、結局判定変わらず。

ランナー1塁で試合再開となった。


仁志選手はこの回が終わったところで、ベンチに退いた。


「バッティングの感じはいい。

試合では自分の感覚を確かめるだけ」




試合は、家族がスタンドで見守る地元千葉出身の長田が、ヒット、盗塁、そして、

星のセンター前ヒットで、本塁生還。

この見事な長田の走塁とスライディングで奪った虎の子の1点を、

先発の木佐貫が守りきり1-0の完封勝利。


仁志選手の今後について


(1軍昇格など)何か話しはあるんですか?

「いや、何もない」


確かに今までにない体験の中、得られるものを

多いし、今だからこそ出来ることもある。


しかし、明らかに1軍とは違う様々な環境。

いつまでも居る場所ではない。


仁志選手が袖ヶ浦球場を後にした。

その車のテールランプを見ながら、強くそう感じた。





地方のファンにとっては嬉しいことでもあるけれど…。