ヤクルト対巨人・イースタンリーグ | 仁志敏久取材日記

ヤクルト対巨人・イースタンリーグ

日中は激しい雷雨も、

午後6時の試合開始直前には、うっすらと晴れ間ものぞいた神宮球場。


無事、試合も決行されました。


練習中、はっきりとしない空を見上げながら、


「打席に立たないとわからないことがあるからね。

だけど、試合が出来なければ、出来ないで、それは

仕方のないことだから、その分練習すればいいし。

まぁ、試合をやらないと、どうにもならないってことは

確かなんだけどね。

でも、別に焦りっていうのはないよ。」


と試合前に話していた仁志選手。


本日は1番セカンドで先発出場しました。


ヤクルト投手は高木。これで、2軍戦出場3試合連続で右投手となった。


1打席目。

初球、変化球を見逃しボール。2球、3球とファールの後、4球目を打ち、

ショートゴロ。


2打席目は3回1アウトランナーなしで、0-2からの3球目をジャストミート。

左中間一番深いところに飛んだ打球だったが、

センターが背走しながらのジャンピングキャッチ。

惜しくもヒットにならず。


3打席目は5回2アウトランナーなし。初球ボールの後、2球目を叩きサードゴロ。


3打席を終え、ここで前2試合同様ベンチへ退いた。


結果、3打数の0安打ということになりました。


試合後のコメントです。

「今日はタイミングも比較的良かったし、そんなに悪くなかった。

2打席目は、ちょっと高めの球を打っちゃったけど、捕ってなければ

フェンス直撃くらい? 風もなかったし、あんまり伸びなかった。


悪い中でも、なんとなくイメージは湧いてきた。

やっぱ、こう、自分の中で眠ってるものがあるんだね。

それが起き上がってくれれば。

(そのためにはやはり試合に出て?)

そうだね。今はまだ半信半疑のところがあるから。


…結果だね。


上も下も関係なく、上で打てるやつは、下でも打てるし、

下で打てるやつは、上でも打てる。

上だからとか、下だからとか、レベルがどうとかじゃなく、

あくまでも、自分の感覚がしっかりしてれば…」


今日の打席に関しては、仁志選手自身の感覚の中で

ある程度手応えのようなものを感じたようでした。

 

そのことが表情に表れていたように思います。


明日(13日)も神宮での試合に出場予定です。