8月8日!『仁志敏久取材日記』開設
本日平塚球場にて予定されていた、仁志選手出場予定試合、
湘南シーレックス対読売巨人は、残念ながら中止となってしまいました。
仁志選手は、午後2時から行われたジャイアンツ球場室内練習場での全体練習に参加。
ティーバッティング、守備練習、マシン打撃と約2時間半に亘って汗を流した。
打撃練習では、日曜日の練習終了後、
「火曜日の試合では、試したいことがある」と語っていたように、
練習中、自分で決めたテーマを1球ごとに確認しながら、
力強い打球を飛ばしていた。
明日、横須賀スタジアムにて行われる湘南シーレックスとの試合に、
1番セカンドで出場予定です。
天候がちょっと心配ですが…。
ところで、本日仁志選手の母校である常総学院が夏の甲子園に登場
いたしました。
甲子園出場時はいつもジュースの差し入れを送っているという仁志選手ですが、
今回は残念ながら1回戦敗退となってしまいました。
仁志選手も、練習開始直前に結果を耳に…。
終盤、満塁本塁打などで2点差まで追い上げた時には、
頬を緩ませていたのですが…。
自身も甲子園には1年生の夏から3年連続で出場していますが、
そんな仁志選手に、甲子園での印象に残ったプレーについて聞いて
みました。
「そうだなぁ。1年の時はランニングホームランで、あとは2年の時の
始球式。」
始球式?
「あの時始球式が皇太子様だったんだよ。俺、どうしようってずっと考えてた…。
ちゃんと空振りできるかなぁって…もし打っちゃったら大変なことになっちゃうから…
2日間ぐらいずっと悩んでたんだよ。そしたら、おじさんが
『キャッチャーが捕ってから振ればいいんだよ』って
なんだよ、それを早く言ってくれよって(笑)」
「その試合は、うちが19点取ったんだけど、俺だけ無安打(笑)」
皇太子様の投球という、思わぬ理由でバッティングを崩された!?仁志選手。
これも甲子園ならではの貴重な体験。
「甲子園に出てなければ、今ここに居なかったかもしれない。
甲子園ていうのは、その一瞬一瞬が今後の人生を左右する可能性だってあるんだよね」
{ 仁志敏久 8月8日 ジャイアンツ球場室内練習場にて}
{ 私は『甲子園は立派な卒業式会場だ』と思っているんです。
甲子園にいくと、子供たちがみんなにこやかになって、礼儀作法
をちゃんと覚えて、大人のいうことを素直に聞くようになるんです。
そんな立派になった子供たちを送りだしてやる場所が甲子園なんです。}
『木内流子供の力の引き出し方』 常陽新聞新社
木内幸男[語り]