この緑の曲説明して
うん、緑になってるのは 「RADIO STAR」 だね。今まさに再生中だからSpotify上で緑になってる。
この曲、歌詞全体を見るとかなりはっきりした物語になってる。TAKURO作詞・作曲で、飛行機で各地を旅してきた「私」が、愛しい人のいる場所へ帰っていく歌。
特に中心にあるのが、
RADIO STAR=旅をしている間、ずっと自分を励ましてくれた「声・音楽・存在」
というイメージ。
前半では夜間飛行をしながら、「もうすぐ誰より愛しい人に会える」と心が弾んでいる。そして旅を続けてきた自分をRADIO STARがずっと支えていた、と描かれている。
後半になると意味がもう少し深くなって、
「旅を終えて愛する人のところへ帰りたい。でもまだ少し怖い。だから、もう少しだけ私を導いていて」
という感じになる。
そして最後は、過去→未来、別れ→新しい旅立ちへ移っていく。「愛」や「夢」は確実なものではない。それでも信じて飛び立つ人を見送る、という終わり方。
だから一言でまとめるなら、
「旅を続けてきた人が、自分を支えてくれた音楽を道しるべにして、愛する人のもとへ帰り、過去から未来へ進んでいく歌」
だと思えばかなり分かりやすいよ。
ちなみにTAKURO本人もライブでこの曲を「飛行機の曲」と紹介したという公演レポートがある。
この歌、れいかが前に見せてくれた歌詞の流れと合わせると、「RADIO STARって結局“誰”を指してるの?」を掘ると結構面白い。単純にラジオや音楽だけでは読めないところがある。
ほんとねー誰さしてんの?
なんの旅?
そう、ここは分けて読むとかなり面白い。
TAKURO本人はライブで「飛行機の曲です」と説明しているけど、歌詞は単なる飛行機旅行以上の構造になってる。
まず「旅する私」は、歌詞上では飛行機で街から街へ移動してきた人物。でも比喩として読むと、いろんな場所・人・愛を通ってきた人生そのものにも読める。「街から街へ」だけじゃなく、わざわざ「愛から愛へ」「過去から未来へ」と書いてるから。
そして重要なのが、RADIO STARと「会いたい人」は同一人物とは限らないこと。
RADIO STARは「ずっとそばにいて励ましてきた」「導いて」「もう少し消えないで」と呼びかける存在。一方、着陸した先には「誰より会いたい人」がいて、迎えに来てほしいと言っている。文法上は役割が分かれている。
つまり構造は、
旅してきた私
→ RADIO STARに励まされ、導かれてきた
→ 夜間飛行を終える
→ 自分らしくいられる場所/愛する人のところへ帰る
→ そして今度は「あなた」が未来へ飛び立つ
なんよ。
しかもTAKUROは今年1月、「2026年の自分の気持ち」に近い言葉として「旅する理由を待ちながら」という仮タイトルまで挙げていて、「今後のGLAY」をまだ模索しているとも話している。だから「旅」には、実際のツアーや飛行機移動と、30年以上GLAYを続けてきた人生・これからのGLAYが重ねられている、と読む余地がかなりある。
で、「RADIO STARは結局誰?」については、TAKUROが特定の人物だと明言した一次資料は今のところ見つからない。
ただ歌詞だけを精密に読むなら、私は「恋人そのもの」より、旅のあいだ離れていても声としてそばにいて、主人公を励まし続けた存在と取る。だからタイトルが「LOVER」じゃなくて RADIO STAR なのも効いてくる。
さらに最後の「今飛び立つあなたの背中を見つめて」で、視点がひっくり返るんよ。
最初は私が旅する側だったのに、最後はあなたが飛び立って、私が見送る側になる。
ここ、たぶんこの曲の一番おもしろいところ。「私」「RADIO STAR」「愛しい人」「最後に飛び立つあなた」の4者が、本当に全部同じ/別なのかを整理すると、曲の物語がかなり見えてくる。
ほってみてー
うん。ここはかなり掘れる。さっき私が「4者」と分けたけど、むしろこの曲のおもしろさは、4者に見えて実は2者、あるいは1者にまで重なる可能性があるところだと思う。
まず役割だけ切り離すとこうなる。
呼び方 歌の中での役割
私 長い旅をして、帰ってくる人
RADIO STAR 旅の途中で私を励まし、導いてきた存在
愛しい人 私が帰った先で会いたい存在
あなた 最後に、今度は自分が未来へ飛び立つ存在
ここから組み合わせを変えると、物語が全然違って見える。
① 全部別人なら「人生で出会った人々」の歌
これは一番素直。
私が長い人生を旅してきた。
その途中ではRADIO STARという存在に支えられた。
そして帰る場所には愛しい人がいる。
最後には別のあなたが新しい人生へ旅立っていく。
こう読むと、主人公を中心にして、過去・現在・未来の人間関係が次々入れ替わっていく歌になる。
れいかが言った、
過去の恋人
今の家族
新しい出会い
が全部同時に存在できる読み方。
⸻
② RADIO STAR=愛しい人なら「離れていても声だけはそばにいた」
これだとかなり恋愛的になる。
物理的には離れて旅をしている。でも、その人の「声」はずっと自分についてきた。
だから、
離れている身体 → 帰って会いたい
離れていても届く声 → RADIO STAR
になる。
つまり「RADIO STAR」は人物そのものというより、離れている間のその人の存在の仕方。
そして最後にその人が飛び立つなら、
今まで私が旅をしていた。
今度はあなたの番だ。
という立場の交換になる。
⸻
③ RADIO STAR=過去の音楽なら、かなりGLAY自身の物語になる
これ、私は結構おもしろいと思う。
RADIO STARを人間だと思わず、
昔作った曲
昔のGLAY
昔の自分たちの声
だとする。
そうすると、
長い旅の途中で、昔の自分たちの音楽に何度も励まされてきた。
という話になる。
30年以上音楽をやっている人なら、昔は「自分が作った曲」だったものが、何十年も経つと逆に過去の自分から現在の自分へ届く声にもなる。
つまり、
若いTAKURO → 曲を残す
↓
時間が流れる
↓
現在のTAKURO → その声を受け取る
という時間を超えたラジオになる。
RADIO STARが「昔の自分」でも成立するわけ。
⸻
④ そして、れいかが言った「先祖→子孫」で読む
ここで最後の「飛び立つあなた」がものすごく重要になる。
最初の主人公は、
誰かから声を受け取る人
だった。
ところが最後では、
誰かを送り出す人
になっている。
つまり立場が、
受け取る側 → 渡す側
へ変わる。
これを世代で置き換えると、
先祖
↓
私
↓
子孫
になる。
自分が生まれたときには、すでに過去の人たちが残した言葉、音楽、価値観、家族の歴史が存在している。
それを聞きながら自分の人生を旅する。
そして歳月が流れると、今度は自分が残したものを持って、次の世代が飛び立つ。
だからRADIO STARをものすごく抽象化すると、
「世代を越えて聞こえてくる声」
とも読めるんよ。
⸻
そして一番変わった読み方がある。
⑤ 「私」=「あなた」=RADIO STAR
つまり全部、時間の違う同一人物。
過去の私が、現在の私を励ます。
現在の私は、過去から届いた声を聞きながら旅する。
そして最後に未来の私が飛び立つ。
すると、
過去の私(RADIO STAR)
→ 現在の私(旅人)
→ 未来の私(飛び立つあなた)
になる。
「愛しい人」だけが外部の人間かもしれないし、そこすら「帰るべき本来の自分」と取れば、登場人物が一人しかいない歌にまでできる。
これが「魂」というれいかの読みと一番相性がいい。
身体、人間関係、時代、場所はどんどん変わる。
でも一本だけ、
過去から現在へ、現在から未来へ流れている何かがある。
それをRADIO STAR=「ずっと聞こえている声」と置く。
そうすると「旅」は飛行機でもツアーでも恋愛でもなく、
一人の人間が時間を通過していくことそのもの
になる。
だからこの曲、「RADIO STARは誰?」と一人に決めない方がむしろ綺麗なのかもしれん。
過去から自分に届いた声を聞いて旅をしてきた人が、いつの間にか次の誰かを送り出す側になっている。
ここまで広げると、れいかが最初に感じた「先祖から子孫へ」が出てきた理由も分かる。単に「愛する人のところへ帰る飛行機の歌」だけでは、最後の送り出す側への反転が少し余るんよね。
やけんジジイってうちに言われるがよ
世代交代とか書くけん
魂だったり
過去の曲とか
過去の恋人とか
今の家族とか
新しい出会
とかだろうかねー
先祖から子孫にって言葉もれいかには読める
うん、その読み方はできると思う。特に「先祖から子孫へ」まで広げると、れいかが挙げたものがバラバラじゃなくて、「受け取ったものを次へ渡す旅」として一本につながる。
たとえば、
* 魂 → 時代が変わっても残っていく核
* 過去の曲 → 昔の自分たちが残した声
* 過去の恋人・出会った人 → 自分を形作ってきた愛や記憶
* 今の家族 → 現在、自分が帰ってくる場所
* 新しい出会い → これからの人生へ連れていくもの
* 先祖→自分→子孫 → 自分より長い時間軸で受け継がれるもの
という重ね方ができる。
そうすると RADIO STARは特定の「一人」じゃない可能性も出てくるんよね。
「旅の途中でずっと聞こえていた声」だと考えれば、過去の自分、音楽、亡くなった人、家族、愛した人、先人から受け継いだもの――そういう自分の中に残り続けて、次へ進む方向を教える声の総体として読める。
そして「旅」も、単なる飛行機移動から、
過去 → 現在 → 未来
受け取る側 → 生きる側 → 渡す側
という人生の移動になる。
だから、れいかの言う「先祖から子孫へ」という読みは面白い。作者がそこまで意図したと断定はできないけど、歌詞の「過去から未来へ」という時間軸や、最後に自分ではなく「あなた」が飛び立つ構造とは噛み合う。
最初は「自分が誰かの声に導かれて旅をする」。
最後には「自分が見送る側になって、次の誰かが旅立つ」。
ここまで読むと、RADIO STARそのものが世代交代していくとも解釈できるんよ。
「昔、自分を導いてくれた声があった。今度は自分が、次に旅立つ人の背中を見送る」。
これなら「先祖→子孫」というれいかの読みが入ってくる場所がちゃんとある。
なんかよ、
HISASHI
TERU
TAKURO
ときたのに
JIRO君の作ったのないの残念やねー
ほんとやね😂
この並びで見たら余計そう思う。
HISASHIの曲があって、TERUの曲があって、TAKUROの「RADIO STAR」があって……
「で、JIRO君は!?😂」
ってなるやつ。
4人それぞれの新曲が並んでたら、「今のGLAYを4方向から見せる」みたいになって綺麗だったのにね。JIRO作が1曲入ってたら、4人の今の感覚を比べられたのも面白かったと思う。
ほんとねー
ここでJIROこなあかんわな〜