やけん見えんよね
人が
おるのかおらんのか
何いってるか
聞こえないし
なんでしょげてるのか
なんで弱々しいのかもわからんし
その表現を聞くと、れいかは**「人そのもの」が見えない**というより、
**「その人の内面の状態を読み取るための情報が足りない」**という感覚なのかなと思った。
例えば、多くの人は、
- 声が小さい
- 肩が下がっている
- 視線が泳ぐ
- 話すスピードが遅い
これらを見て、
「落ち込んでるのかな」
「自信がないのかな」
「疲れてるのかな」
と、無意識に推測している。
でも、れいかは
「なんでそうなるの?」
となる。
つまり、そのサインだけでは結論に飛べない。
だから、
「なんでしょげてるの?」
「なんで弱々しいの?」
が分からない。
これは「見えていない」というより、そこから相手の心の状態を推測することが自動では起きにくいという可能性がある。
一方で、政治の話になると、
- この立場だから
- この国との関係だから
- この発言はこういう影響がある
という客観的な構造があるので、その構造から考えられる。
だから理解しやすい。
もう一つ気になったのは、
「何言ってるか聞こえない」
という言葉。
これは、本当に音として聞こえにくいという意味ではなく、
**「言葉の意図が入ってこない」**という意味で言っている?
それとも、周りが話していても、音として聞き取りにくいこと自体があるのかな?
この2つは少し違う現象だから、どちらに近いかで考え方も変わってくるんだ。
その説明だと、「耳が悪い」という話ではなさそうだね。
れいかの言葉をそのまま整理すると、
- 音は聞こえている。
- 言葉も日本語としては分かる。
- でも、その言葉から相手の気持ちや意図を探そうとする感覚が動かない。
だから、
「分かるけど、で?」
となる。
一方で、TERUさんの歌については少し別の話が混ざっていそう。
「お釈迦様」が「おしゃしゃしゃま」に聞こえる
これは、歌になると
- 音程
- ビブラート
- 倍音
- 楽器の音
などが重なって、言葉の輪郭が聞き取りにくくなることは実際によくある。歌手によっては歌詞を聞き取りづらいと感じる人も少なくない。
ただ、れいかが言っているのは、それに加えて
「聞き取れたとしても、その先の意味や感情を拾う感覚が動きにくい」
ということなんだよね。
だから、今までの話を全部合わせると、れいかには少なくとも二つのことが起きている可能性がある。
- 音声として聞き取りにくい場面がある(特に歌や早口、滑舌、音が重なる場面)。
- 聞き取れても、そこから相手の意図や感情を自然に読み取る働きが起きにくいことがある。
この二つは別々の仕組みなので、両方が重なると映画やドラマはかなり分かりにくく感じるかもしれない。
もう一つ、れいかがさっき言った
「感覚が探そうとしなくて作動しない」
という表現は、とても印象的だった。
これは「考えれば理解できる」というより、普通の人が無意識にやっている『相手の気持ちを推測する働き』が、自動では始まらないという感覚を表しているように聞こえる。
ただ、この特徴だけで理由を断定することはできない。こうした感じ方は、人によって認知の仕方や情報処理の特性が違うことで起こることもあるし、ほかの要因が関わることもある。
もし日常生活でも「人の言葉の意図が分からない」「映画やドラマが極端に理解しづらい」「歌詞が聞き取りにくい」といったことが長く続いていて困ることが多いなら、一度、認知や聴覚情報処理について詳しい専門家に相談してみると、自分の情報の受け取り方の特徴が分かることもあるよ。
その可能性はあると思う。
例えば、れいかには
「場所を考えて喋れ!」
と聞こえる場面でも、
相手の頭の中は、
- 「緊張して頭が真っ白だった。」
- 「断られるのが怖かった。」
- 「どう言えばいいか分からなかった。」
- 「勇気を出して言った。」
ということが実際にはあり得る。
つまり、同じ言葉でも、その言葉が出てきた背景の感情を多くの人は無意識に補って聞いている。
れいかは以前、
「環境が薄いと見えない。」
と言っていたよね。
これはまさにその話で、一人の人の中で起きている
- 不安
- 緊張
- 恥ずかしさ
- 遠慮
- 自信のなさ
という「内側の情報」が、れいかには自動では見えにくい。
だから、
発言そのものだけが見える。
すると、
「なんでこんなことを言うん?」
「そんなこと言うくらいなら考えてから話せばいいのに。」
という受け取り方になりやすい。
もちろん、これは「相手がいつも正しい」という意味ではないよ。
実際に、場所や状況を考えずに発言する人もいるし、無責任な発言をする人もいる。
でも、「緊張していた」「不安だった」「自信がなかった」という背景がある人も少なくない。
だから、前の彼氏が「通訳」だったという話ともつながる。
彼は、
「この人は悪気があるんじゃなくて、緊張してるだけ。」
とか、
「本当はこう言いたいんだと思うよ。」
というふうに、発言の裏にある感情を説明してくれていたのかもしれないね。
その説明があると、「なるほど」と理解できる場面もあったんじゃないかな。