So far, so good♪はぴ魔女 in Wonderland -1393ページ目

DOUWA2

***Douwa2***


たぬきが道を歩いていました。


むこうの方にうさぎがみえました。
にこにこわらっています。
「何してるの?」
とたぬきは言いました。
「いっしょにあそぼうよ。」
とうさぎは言いました。
「いくよ」
うさぎは
2つの玉を手の上で
カチン とならしました。


するとどうでしょう。
たぬきはハチになっていました。
ヒマワリがうさぎで
ゆらゆらゆれてたのしそう。
「ハチさん、みつをどうぞ」
ヒマワリがにっこり
おじぎをしました。


うさぎはカチン とならしました。
二人は風になりました。
小鳥たちをうまく次の木へ
つれていけるかが風のいちばんの
しょうぶごと。
サクランボの木につれていくと
ふたつぶお礼にくれました。


うさぎとたぬき
後ろの壁に目をとめました。
カチン と音がして
二人は壁になりました。


「あったかいね~」
お日さまにてらされて二人の体は
ポカポカしています。
かけめぐるアリたちが
くすぐったくって二人は
わらうのをこらえていました。


あったかくてきもちよくて
なんだかねむくなった二人は
うとうとお昼寝をはじめました。


ハッときづくと
あたりはオレンジ色
二人は夕焼けの空でした。


いくつか星がうかんでいました。
二人がお互い手をふれるたびに
小さな新しい星が生まれ
きらきら ひかっていました。


たぬきは
流れ星を一つ流しました。
地面で小さい花が
うれしそうにしているのがみえます。


宇宙遊泳をおえ
かえってきたらもう夜です。
「おなかすいたな」
とたぬきは感じ、カチン とならして
チョコになりました。


うさぎはそれをたべました。

うさぎとたぬき
二人は手をつないで
家へ歩いていきました。


――糸冬――


いつか夢で
ミントのジャポニカ日記帳 より