フランス王が隠れ住んだボストン最古のレストラン
ちゅりーっす♪
先週はニューヨークで
一番古くて歴史的なレストラン
Fraunces Tavernで食事しましたが、
ボストンへ帰った週末、
これも歴史的なお食事処へ
行く機会がありました
1820年創業の
レストランの名前は
Union Oyster House
ユニオン・オイスター・ハウス
創業から現在まで
店をたたむことなく続いている
アメリカ最古のレストランです
さらに歴史をさかのぼると
なんと、この二階フロアに
歴史に名を残す有名人が
住んだ時期があるそうです
この古い建物が
レストランになる前の...
18世紀末。
1796~7年頃のことらしい.。
えー!
そんな人が、まさか
こんなところにいたのーっ!
と、驚くお方です。
誰だと思う?
歴史にカラキシ弱い私は
ヒントを出されたところで、
正解にはたどり着けないけど
歴史にくわしい、
物知りなアナタのために、
ヒントを三つ、出しましょう
ヒント 1
その歴史的有名人は、
由緒ある家柄のフランス人男性
若い女性にフランス語を教えて
ヒント 2
彼はその時、
エグザイルの身(in exile)
つまり、国を追われて亡命中。
亡命中に色々な国をまわり、
アメリカにも訪れ、ここの二階を
ボストン生活の拠点にしたそうです。
ヒント 3
1830年に描かれた、
ドラクロワ作の、この絵。
絵のテーマは
『フランス7月革命』
『民衆を導く自由の女神』
E: Liberty Leading the People
F: La Liberté guidant le peuple
以上のヒントを手掛かりに。
二階に住んでいた、
歴史的な有名人は、
一体、誰でしょうか
正解発表です
フランス革命で国外追放。
21年間の亡命生活の後、
祖国に帰還を果たし、
7月革命で王位に就いた
フランス王ルイ・フィリップ
Louis-Philippe I
(在位1830~1848)
この人です!
亡命中も、いろんな国に滞在して、
見聞や交友関係を広めていたとは、
情熱的なリーダーだったんですね。
わかった人、お見事
すばらしいパチパチパチパチ
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さて。
歴史的レストラン
ユニオン・オイスター・ハウス。
後のフランス王が住んだ二階。
現在レストラン二階の一角に
ちょっと特別な席があります
これまた
有名なお方にまつわる席です。
次回、潜入レポートで~す
こちらに続く
ではでは 良いコのみんな
Be Happy