「意識的集団である共同体が国家を志向したとき、それは民族となる」(ジェンティーレによる民族の定義)

天皇主義右翼の人間と話をしていると、よく「国民は全員陛下の赤子だから・・・」みたいなことを聞く。

何かの比喩あるいは方便で言ってるのかと思いきや、どうやらガチでそう思っているようだ。


Nationを「国家」と意訳して国を一つの家と見立て、天皇が家長つまり国民の父であり、国民は家長たる天皇の赤子である、ということなんだけど、

あくまでも「見立て」てるんでしょ?

「国は家であり…」ってのは比喩でしょうに。

「ほんとはそんなことないけど、統治上そういうことにしといた方が便利だから」

ってことで言ってるんなら解る。

「統治上の方便ですよ」、と。それなら理解はできる。


でも、天皇主義者は「信仰」してるんだな。

天皇を絶対神のごとく崇拝している。

天皇がいなくなれば、日本は決定的にダメになる、と本気で思っている。


んなアホな。

親がいなくても子は勝手に育つわ。


宗教ってのは少数のガチ信者と、多数の「組織主義者(とりあえず、入っといた方が物理的に得するから入ってます、という人や、ご近所付き合いで入ってる人など)」から成るのが普通なんだけど、「天皇教」はガチ信者だらけなので困惑している。

劫初より造りいとなむ殿堂に、われも黄金の釘一つうつ(与謝野晶子)