【稽留流産手術の記録】
2020/09/30に
流産手術を受けてきたので、当日の流れなど記録として残します。
どなたかのお役に立てると幸いです。
»妊娠5週2日に胎嚢確認
»妊娠6週3日、7週2日に心拍確認済
»妊娠8週3日で心拍が確認できず
»妊娠9週3日にあたる日に手術
»胎児の大きさ;12.7mm(8週3日時点)
»手術の方法;MVA(手動真空吸引)法
»居住地;東京都23区外
»本人の特徴;
37歳、今回が初めての妊娠
2年以上の不妊治療を経て、2回目の人工授精で妊娠確認
びびり、痛みに弱い、生理痛は重い方、お酒は強いほうだが普段は飲まない
[当日の流れ]
当日は飲食せずに(水は飲んでよかったらしい)、
化粧、コンタクトレンズはしないで来院との指示あり。
夫と一緒に病院へ。
10:00
病院到着、受付。
付添人(夫)はコロナ対策で病院に入れないと止められる。
前回の診察で夫の付添は大丈夫かと散々確認し、診察した先生も問題ないということだった旨伝えると、待合室から見えないところで待つことに。(コロナ対策で患者以外の来院を制限している病院も多いことは知っていたので、何度も確認したんですけどね)
会計に手術の預り金2万円を渡した。精算は次回診察のときとなる。
ほどなくして診察に呼ばれる。
10:10
夫と共に手術の説明、内診を受ける。
ここで同意書を提出。
夫はエコーをみたことなかったので、良い機会になった。
夫には退出してもらい、そのまま術前準備に移行。
子宮頚管拡張のため、ラミナリアを挿入する処置をする。これが痛くて、辛かった。まず膣を広げ、消毒をし、なにやら器械を入れて(ここからすでに痛み始める)、ラミナリアを挿入(鈍痛、強めの生理痛くらい)。痛がっていると、先生から息を鼻から吸って口から出すように指示。はぁー、じゃなくて、ふぅー、で息を吐いて、とのこと。その後、水分を含んだ綿を入れて処置終了。
処置が終わると、ショーツに昼用ナプキン(病院で用意してあるもの)をつけて履いた。少し痛みはあったが、自分で歩いてベッドのある病室に行くことになった。
10:15
待合室(の、他の患者から見えないところ)で夫とともに少し待たされた後、病室に移動。
病室で着替えてトイレを済ませたらナースコールで呼んでくれとの説明中、途端に具合が悪くなる。
下腹部の痛みが強くなり(激痛、生理なら鎮痛剤を飲んでいる)、吐き気があり、冷や汗が出てくる。涼しく過ごしやすい日だったが、やたらと暑く感じた。
なんとか着替えだけ済ませ(自前のショーツと入院着のみ着用)、ナースコールで看護師さんを呼んだ。脱いだものや荷物の片付けは夫に任せた。
大量の汗をかきながら息も絶え絶えに立って待っていると、看護師さんがきて、横になりましょうか、と。
寝ていていいんなら初めから言ってくれ。
血圧を測り、左腕に点滴用の針を入れて固定。点滴開始。点滴の中身は、夫が見たところブドウ糖とかなんとかだったらしい。私の死にそうな状態を見ても看護師さんは冷静に、子宮に刺激があったからその影響かなぁ、と。
確かにこの状況、前にも似たことがあった。卵管造影検査のときも、検査後着替えの最中に同じような状態になり、座薬の鎮痛剤を入れてもらったことがあった。
今回は術前なので鎮痛剤を入れてもらえるわけもなく、必死に耐えること30分、ようやく落ち着いて、軽い生理痛くらいの痛みになった。
ところで隣のベッドに同じ手術をする人がいたが、その人は全く痛みはないと看護師さんに報告していたので、個人差があるようだ。
点滴を受けながら、ベッドで2時間くらい過ごすことになる。夫は傍らで仕事をしていた。
点滴が刺さっている部分が痛いような、こんなもんなのか気になっていた。
(はじめて点滴を受けたので、少しくらい痛いものなのか知らなかった)
11:50
手術は13:00頃と聞いていたが、午前の診察が早く終わりそうとのことで、
12:00過ぎには始められるとのこと。
点滴をスピードアップされ、点滴を入れている部分が冷たくなっていく。
12:15
点滴が全部終わる前に手術になった。トイレに行くように言われたが、尿意がなかったこと、点滴の針が刺さっているところが動いてしまうのが怖くて、行かなかった。
(ビビりすぎ)
(指示があったときには必ず行きましょう)
歩いて手術室に入る。ショーツをとって手術着のポケットに入れて、自分で手術台に上がり、看護師さんと医師にいろんな器械をつけられた。よっぽど不安そうな顔をしていたのか、何度も大丈夫ですよと励まされる。
手足を軽く拘束され(麻酔で眠ったあと落ちると危ないから、と説明あり)、自分の心電図の音を聞いていると、ポロリと涙が出た。
赤ちゃんの心臓は止まってしまったのに、私の心臓は動いているんだなぁ、と。
直後、麻酔を入れますよー、少しビリビリするかもしれませんーの医師の言葉のあと、点滴を入れていた左腕がビリビリし始め、肩から左胸まであがって来たところで意識消失。
12:48
名前を呼ばれて起こされ、ぼんやりとした意識で時計を見た。手術台から、左側のベッドに移るよう言われ、ぼんやりしながらベッドに移る。低血圧の人が朝シャキッと起きられないような感じ。
そのまま病室に運ばれた。
病室に着くと血圧を測られ(たぶん)、残りの点滴入れらていた(たぶん)。意識がぼんやりしてよく覚えていないが。
ただ、めちゃくちゃトイレに行きたくなった。トイレに行きたいと訴えたが、術後すぐに立ち上がるのは危険とのことで、しばらく待つよう言われた。
(体感で)5分くらいで、やっぱりトイレに行きたくて、看護師さんに来てもらい、足を動かしてみるよう言われ、立ち上がれるか判断してもらった。
自分でも足の感覚がはっきりしている感じはあったし、看護師さんも大丈夫だろうと判断して、ベッドから立ち上がり、歩いてトイレに行った。
トイレ中、少しだけ気分が悪くなった。軽い車酔いくらい。
トイレに行って気づいたが、手術前に脱いでポケットに入れたはずのショーツ(ナプキン付き)を履いていた。手術後に履かせてもらったようだ。
すぐに抜けやすい麻酔を使っていると看護師さんが言っていたが、隣のベッドの人は術後1時間くらいたってもふらついていたので、個人差はあるようだ。
トイレから戻ってしばらくベッドでぼんやりしていると、悲しみが湧いてきたのか、終わって安心したのか、突然の号泣。
ひとしきり泣いたあとは眠くなることもなく、夫と話したり、ぼんやり天井を見て過ごした。術後30分くらいは軽い生理痛くらいの下腹部痛があったが、しばらくしたらなくなっていた。
14:10
血圧測定後、とっくに終わっていた点滴の針を抜かれた。ようやく開放された気持ちになる。ショーツをめくられ、出血の確認もされた。
その際、看護師さんから夫に、おそらく私用であろうりんごジュースが手渡されたが、飲んでいいのと指示もなく、ドアを開けっ放しで去っていかれた。
私の担当看護師は総じて説明が不足しており、あわてんぼうだった。悪い人ではないんだが。
一日のスケジュールや生理用ショーツに変えるタイミングなどは、隣のベッドの人への説明を盗み聞きして把握していた。(担当看護師が違う)
りんごジュースは、置いていったということは飲んでいいということだろうと判断し、ありがたく頂くことにした。
14:40
医師による診察。
呼びに来た看護師さんに、ジュースは飲めましたか?と聞かれたので、やはり頂いていいタイミングだったらしい。
すでに下腹部痛など、体調不良はなかった。
経膣超音波で内診をしてもらい、問題ないことを確認してもらった。出血は少量だった。
手術中も問題なかったそうだ。
抗生物質と子宮収縮剤を4日分、頓服の痛み止めをもらって、次回の予約を入れて退院となった。
隣のベッド人は赤ちゃん見ますか?と看護師さんに確認されていたので、私も見れるかな?と遠回しに、このあと赤ちゃんはどうなりますかと質問したら、
現在は瓶に入れてある状態で、病理検査に回しますとの回答で、見せてはもらえなかった。隣のベッド人は週数がもっと進んでいて人の形をしていたが、私の赤ちゃんはそんなに大きくなかったので、原形を留めていなかったのかもしれない。
14:50
病室に戻り、私服に着替え、トイレで生理用ショーツに履き替え、念の為夜用ナプキンに変えておく。
看護師さんにタクシーの手配をお願いする。
15:00
タクシーが到着し、帰路についた。
時々、びきっと引きつるような下腹部痛があったので、子宮が縮んでいたのかもしれない。
[持っていったもの]
.同意書(病院の指示)
.生理用ショーツ(病院の指示)
.生理用ナプキン夜用2枚(病院の指示)
※結局昼用ナプキン2枚で足りました
.インゼリー2個
※自分用に持っていきましたが、付添人用に必要になりました
[反省点、感じたこと]
·医者、看護師の指示はちゃんと聞きましょう。トイレのタイミングとか。
·私は痛みに耐えていた時間が長かったですが、術前や術後など、待機時間が長いので、時間を潰せる何か(本やスマホの動画視聴やゲームなど)があるといいです。
·難しいとは思いますが、付添人がいた方がいいです。心身ともに安定剤として。
[術後の経過]
2〜3日は自宅で安静に、とのことだったが、帰宅時から手術翌日·翌々日の今まで、特に体調が悪いこともなく、食事も普通に取れて、生活も特に支障がない。
(仕事を休み、激しい運動はしていない)
時々、びきっと引きつるような下腹部痛があるのと、終わりかけの生理くらいの出血があるくらいだ。
あと、抗生物質のせいで下痢気味。
これは私個人の体験です。
痛みの感じ方や麻酔の効き方などは他の方と違うとおもいます。
ご参考程度にお読みください。










