誰もが気軽に来られて、

子どもたちが安心して過ごせる場所をつくれないか。



使われなくなりつつある集会所を、

ただの空き場所ではなく、

誰かの居場所にできないか。


そんな思いから、何もないところから任意団体を立ち上げ、近しい人に声をかけて、こども食堂を始めました。




最初は、本当に何もありませんでした。

十分なお金があるわけでもなく、

人が集まる保証があるわけでもなく、

うまくいく確信なんて、どこにもありませんでした。



それでも、

お腹をすかせている子どもがいるかもしれない。

ひとりで寂しい思いをしている子どもがいるかもしれない。

家でも学校でもない場所で、

少しだけでも安心して笑える時間が必要な子がいるかもしれない。


そう思ったら、

やらずにはいられませんでした。



始めてみれば、現実はきれいごとばかりではありませんでした。

温かい言葉をかけてもらえることもあれば、

心ない言葉を向けられることもありました。

良かれと思ってやっていることでも、

誤解されたり、否定されたり


ご飯を前にして見せてくれた笑顔。

楽しそうに過ごしている姿。

何気ない会話。

「また来たい」と言ってくれた声。


おかげさまで、こども食堂は4回目の開催までたどり着くことができました。



たった4回、と思う人もいるかもしれません。

でも、何もないところから始めた私にとっては、

この4回は、簡単にたどり着けた4回ではありません。


迷いながら、色々考えながら

それでも子どもたちにご飯を届けたい一心で、

ここまで来ました。


まだ、十分ではありません。

本当に来てほしい子どもたちに、

まだ届ききっていない現実もあります。

もっとできることがあるのに、と反省する日もあります。


それでも、

ゼロから始めたこの場所に、

足を運んでくれる人がいて、

笑ってくれる子どもがいて、

支えてくれる方がいて、

「来てよかった」と思ってくれる誰かがいる。


そのことが、

どれほど救いになっているかわかりません。





子どもたちにご飯を食べさせたい。

安心して過ごせる場所をつくりたい。

それだけの思いでここまで来ました。


これから先も、きっと簡単なことばかりではないと思います。


この場所が、

誰かの空腹を満たすだけではなく、

誰かの孤独を少しでも和らげる場所になれたら。

4月は、色々な意味で1年の始まり


これからも、こども食堂を宜しくお願いします。