🏠✨ 集会所が子ども食堂にぴったりな理由




8BIT駄菓子食堂を運営していると、

「どうして集会所でやっているの?」と聞かれることがあります。

今日は、その理由を少しだけ紹介します。


🌟 ① みんなが来やすい“地域の真ん中”だから

集会所は住宅のすぐそばにあって、

子どもも保護者も歩いて来やすい場所です。

団地に住んでいる子どもたちが、

気軽に集会所へ来られるようにしたい。

そんな願いがあります。

家のすぐそばで、安心して立ち寄れる場所があったら。学校のこと、友達のこと、

ちょっとした悩みを抱えている子でも、

「ここなら来ていいんだ」と思えるような場所にしたいのです。


🌟 ② 公共の施設だから、はじめての人も安心

自治会や区が管理している場所なので、

雰囲気も落ち着いていて、安心して利用してもらえます。


集会所は、特定の団体・個人の所有物ではなく、

地域住民が共同で利用する公共性の高い施設です。

そのため、子ども食堂のような地域公益活動との親和性が高く、多様な住民が安心して参加できる場づくりが可能となっています。


🌟 ③ 飲食に必要な設備がそろっている


水道や簡易キッチン、トイレなど、

基本的な設備があるだけでも本当に助かります。


🌟 ④ 食事スペース・遊ぶ場所を分けやすい

広さがあるので、

・ご飯を食べるコーナー

・ボードゲームや宿題をするコーナー

など、目的に合わせたスペースづくりができます。


🌟 ⑤ 地域のつながりが自然に生まれる


集会所は地域の人が行き交う場所。

そこで子ども食堂をやることで

高齢者や地域の方との交流も生まれやすくなります。

「みんなで子どもを見守る雰囲気」ができていくのを感じます。


🌟 ⑥ 金銭的な負担も少なく、続けやすい

民間施設を借りるのに比べて費用が抑えられる分、

食材費や子どもたちの体験に使えるお金が増えます。

✨ おわりに


子どもたちが安心して来られる場所、

地域の人が気軽に参加できる場所。


そんな居場所として、

集会所は子ども食堂にぴったりの場所だと改めて感じています。


団地にはかならず集会所があります。

こんな素晴らしい施設をもっと有効活用しないと勿体無いと思ってしまいます。


集会所を使わなすぎて、集会所維持費を払う事すら、拒む人がいるという話も聞きました。


利用頻度が減り、

集会所の管理が行き届かなくなってしまい

消耗品も使われないまま古くなり、設備も劣化していき、

ますます誰も使わなくなる……。


本来は地域みんなのための場所なのに、

使われないことで悪循環が生まれてしまうのは、とても残念に感じます。



私たちが始めた子供食堂が

少しずつ温かいつながりで広がっていってほしいなと思っています。