昨晩は雇用保険の第一回目を受講しました。

まず、講義は、雇用保険の目的から始まりました。

【雇用保険の目的】

(1)労働者が失業した場合及び

(2)労働者について雇用の継続が困難になる事由が生じた場合に

  必要な給付を行うほか、

(3)労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合に

  必要な給付を行うことにより、労働者の生活および雇用の

  安定を図るとともに、

(4)求職活動を容易にする等その就職を促進し・・・・ と定められています。


ここで、用語の定義を押さえておきます。

・失業とは、被保険者が離職し、労働の意思及び能力を有するにもかかわらず、

       職業に就くことができない状態にあることをいう。


☆☆すなわち、雇用保険において、

   ・・・・失業とは会社を辞める事ではなかったのである。・・・・・


・労働の意思とは、自己の労働能力を提供して就職しようとする積極的な意思をいう

・離職とは、被保険者について、事業主との雇用関係が終了することをいう。


本日の講義を終えて、目的・要件・用語の定義に係る理解と(一字一句の)暗記を日々の行動指針とし、然るべき果実を必ず得ると、誓う小職でありました。

只野法務部長


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109日(土)の続きであります。


正義の女神テミスとは、ギリシャ神話 の女神、


テミス Θέμις)の事です。


法律を学ぶ者(必ずしも大学生とは限りません)が、 


その入門編にて最初に目にする事柄です。


小職が所蔵するもので(現在出版されている書籍の中で)、


当該テミスの記述がある書籍をご紹介します。


『現代民法学習法入門』(信山社)です。


この書籍のすごいところは、法律(特に民法)の学習方法を


1冊(約250ページ)に渡って記述している事です。学習法を


記述したものとしては、なかなかのボリュームです。興味のある方は


一度、通読してみて下さい。目から鱗という記述も随所にありました。

さて、正義の女神テミスについてですが、司法 、特に裁判 の公正さを


表わす象徴 として、古来より裁判所 などの司法関係機関(最高裁判所


虎ノ門法曹ビル等)に飾る彫刻その他の題材として扱われてきました。


彼女が手に持つ天秤 は正邪を測る「正義 」を象徴し、剣 は「力」を象徴し、


「剣なき秤は無力であり、秤なき剣は暴力に過ぎない、


法はそれを執行する力と両輪の関係にあることを表象しています。


そして、目隠しは彼女が前に立つ者の姿を見ないことを示し、貧富や


権力の有無に関わらず万人に等しく適用されるべき「法の下の平等 」の


法理念を表しています。目隠しを取った女神像も多数在り、目隠しを


取った状態で全体を見渡し、公正な正義の判断を下す女神とされています。


さて、今晩は雇用保険の講義があります。

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『正義の為に、決然たって、燃える心をたぎらせる、悪を懲らしめ一筋に、苦難の道も恐れない・・・・。』昔(昭和30年代)の完全懲悪番組の主題歌である。現代の○○レンジャーの酔うなものである。この様に身近に『正義』という言葉に接する機会は、第一段階として幼少時代には誰とて持ち合わせて居ると推察するところです。その後、第二段階として、(小職の場合)正義という概念を認識(認容ではありませんが) するのは、大学の法学教育における『テミス』との出会いでした。・・・本日は10月9日(土)am1:25になり、睡魔が小職を襲ってきました。続きは明日と致します。只野法務部長
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