世界三大投資家
ウォーレン・バフェット氏が
持っている
コカ・コーラ社の株は
80年代から、一貫して
増えも減りもしてないそうだ。
人口は今後100億を超えることが
確実視されており、
コーラを飲めるような
中産階級は
「世界的には」
爆増しつつある。
だから、コカ・コーラ社は
今後も何十年か
安泰だろうと見込まれる。
たとえ明日、世界の証券取引所が
夏季休暇で業務を停止したとしても
持っていて、何の不安もない
安定の企業。
コカ・コーラ社は、そんな
会社の一つである。
他方、こういう統計がある（らしい）
世の中には私含めて
コーラを飲まない人が相当数いるが、
そういう飲まない人を省いて
飲む人だけグルーピングして
じゃあ、その飲む人たちは
どれくらいコーラを飲んでいるかというと
なんと、年間たった2本飲んでいるだけらしい。
もう一つ、こういう情報もある。
ATMの話である。
ATMから私たちは日々
金を出し入れ…主に出すことを
しているのだが、
あれも、誰かが裏で
補充してくれているから
お金が出てくるわけだ。
つまり、コーラの自販機と
ATMは、とても似ている。
自販機の補充している
コカ・コーラ社員の姿は
駅や路上でしばしば見かけるが
こんな暑い夏に
補充してくれて
ありがたいなぁ…感謝。
あなた方のおかげで、
熱中症にならずに
助かっています。ありがとう。
とはいえ、ATMである。
ATMの足りなくなった
お札を補充する仕事に
「毎日」6,000万円
かかっているのだそうだ。
ということは、だ。
コーラの自販機の補充も
同じくらいの金額が、
毎日かかっているに違いない。
コーラをよく飲むのは、
子どもが多い。
そして、子どもは少子化で
減っていっている。
田舎の方は
町や村が消滅しかかっている。
ということは、
田舎の自販機は、これから次第に
撤去されていくと思われる。
毎日6,000万円だからである。
世界的には、中産階級が
増えていくが、
日本の中産階級は、現在、
敗北していきつつある。
（生物において敗北とは、
数が減っていくということだ）
「国破れて山河在り
城春にして草木深し」
赤い自販機が消えた田舎の風景は
補色を失った緑が
さみしげに見えるかもしれない。
ということを、
この動画を観ていて感じた。
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